旅先の宿泊は悩みどころの1つだ。特に観光地は宿泊施設が多いだけに、悩むことも多くなりがち。お金をかけた方がいいのか? 安く抑えた方がいいのか? 旅の目的によって求める点は大きく違ってくるが、安くて困る人はいないはず。

ただし、「激安の宿泊施設」と言われると……どうだろう? 安いというイメージだけで考えれば、ボロボロで欠陥のある施設を想像してしまう人も多いかと思う。では現実はどうなのか、その実態を調査してみたぞ!

・安い宿といえば「ゲストハウス」

日本人にはあまり馴染みがないかもしれないが、「ゲストハウス」は基本的に安い。その代わりトイレやシャワー、キッチンは共有スペースとして使われたり、ベットも相部屋であることが多い。

そんな中、私が見つけた京都の『ワンモアハート』は、まるでビジネスホテルのような「ゲストハウス」であった。個人で1部屋を利用でき、部屋内にトイレもシャワーも完備。1泊1800円と激安価格だったにもかかわらずだ。

なによりすごいのは、そのゲストハウスが京都で最安値(調査時)だったこと。正直なところ、当初は「値段を考えたら共有スペースがほとんどで、ベットも相部屋だろう」と覚悟をしていたので、実際に利用してとても驚いた。

余談だが、私は4年ほど前に京都で他の「ゲストハウス」に泊まったことがあった。値段は今回の倍くらいで、2段ベットが2つある1部屋4人での相部屋。しかも、私以外は全員外国人で、室内には知らない言葉が飛び交っていた。当時18歳であった私はかなり不安を覚えたものの、「ゲストハウス」では珍しいことではない。


・「1泊1800円」の部屋

さて、ゲストハウスに到着すると、まず受付にてスリッパ、歯ブラシ、お茶(パック)をアメニティとしてもらった。簡易的なものではあるが、個人的には歯ブラシがアメニティにあれば充分なので普通に良い。

そして室内にはドライヤー、鏡、電子ケトル、コップ、テレビ、エアコン、冷蔵庫が完備されている。部屋自体は小さいものの、1人なら窮屈なこともない。ゲストハウス全体に無料Wi-Fiがあるので、パソコンでの仕事もできる。他にも無料でズボンプレッサーやアイロン、USBケーブルなどなど、無料の貸し出しも豊富であった。

風呂トイレはユニットバスで、思ったよりも広く、そして清潔感がある! シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔兼ハンドソープになる石鹸が置いてあり、タオルもバスタオルが3枚と充実した備品だ。またバスローブは有料で貸し出しがあるとのことだった。

1800円でこの部屋を提供してくれるなんて、満点以上。また、泊まっていても最安値ということを感じさせない。部屋も防音になっていることで、他の部屋の音も気にならなかった。他の宿泊施設に比べ何かが劣っているような要素はまるでない。

なお、『ワンモアハート』は京都市内だけで何軒もある。なので価格や設備等は、選んだ部屋や宿泊のタイミング等によって変わることを留意してほしい。


・驚きのサービス精神

今回の宿泊で良い点を挙げるとキリがないのだが、中でも1番有り難いと思ったのがチェックインだ。実はチェックインの日、重たい荷物を背負いながらヒールで山道を歩き、午前中で足が限界を迎えてしまった。チェックインは16時だったのだが、14時には「ゲストハウス」についてしまい、待たせてもらおうと思って受付に行くと……


「もうチェックインして部屋に入ってもらって大丈夫ですよ~」


と受付のお兄さん。えっ!! 2時間も前だし電話もいれてないのにっ!?  と驚きと喜びを噛みしめ、有り難くチェックインさせてもらった。チェックインは「当日16時から」と予約メールにあったので、まさか2時間も前倒しさせてもらえるとは思わなかった……!

さらに荷物の預かりも、宿泊当日からチェックアウト当日まで無料。チェックイン前でも荷物を預けることができたという。私はチェックアウト後に荷物を預けて、夜まで身軽に旅行を楽しませてもらった。そしてチェックアウト後でも受付前の共有スペースを利用して良いとのことだったので、預けた荷物を受け取ったあと数時間ほど共有スペースで休憩してから帰った。


・高コスパな「1泊1800円」

あと有料ではあるがレンタルサイクルや、ポケットWi-Fiの貸し出しも行っていた。どれも1日当たり500円から1000円で、宿泊者のことをよく理解してくれているサービスと値段であった。

そして今回泊まった『ワンモアハート』も、利用者のほとんどは外国人だった。だからといって困ることはなく、案内も日本語と英語両方で書かれていた。ちなみに立地は京都市内で、最寄りの駅からは徒歩10分くらい。アクセスも良くて文句の付けどころはなかった。

最安値で選んだ宿泊施設だったが、むしろコスパが良すぎてびっくりな結果だった。泊まらないと分からない部分もあるが、最安値でも問題はなく、むしろ値段に対して良すぎる場所も存在する。旅行を検討中の人は、このことを是非参考にしてほしい!

・今回ご紹介した施設の詳細データ

店名 ワンモアハート 二条城(※宿泊料金は予約時期等によって変動します)
住所 京都市中京区聚楽廻東町6-1

参考リンク:ワンモアハート
Report:mai
Photo:RocketNews24.

▼根っからの庶民なので、ちょい柔ぐらいのベットが寝やすいです( ˘ω˘ ) スヤァ… 

▼ヒールで旅行は無理があった……。京都のキャンドゥでスリッパ買いました◎

▼いいところでした!!