野球の試合に華を添える始球式。有名人をはじめ、アイドルなど大役を任された人はわずか一球に思いを込め、キャッチャーミットを目がけて投げる。もし届かなくても問題なし。それはそれで微笑ましい。

ただ、野球に絶対はなく、これまでにないパターンの始球式が生まれてしまった。それは、2019年5月29日(日本時間)に行われたシカゴ・ホワイトソックス vs カンザスシティ・ロイヤルズの試合でのこと。始球式に登場した金髪の女性が振りかぶって投げると……ある意味ストライク!

・メジャーリーグの試合での出来事

動画「Comical first pitch in Chicago!」を再生したら、ごく普通の始球式の様子が映し出される。女性の投げるボールとあってか、キャッチャーを務める選手はニッコニコ。もしベースまでボールが届かなくても、ほのぼのした雰囲気で終わることが想像できる。ところが!

女性が投球モーションに入ると、ボールは明後日の方向へ大暴投。しかも、あろうことか手から離れたボールは近くで撮影していたカメラマンを直撃。あと少し……あと少しでもズレていたらカメラのレンズに当たっていたので、放送事故寸前の始球式となってしまった。

・カメラマンは無事

予想外で破天荒。まさに大惨事スレスレのセレモニーとなったが、不幸中の幸いとはこのことか。カメラマンは動画内で「頭部に当たってないし、カメラも無事だよ。ショックを受けたけどね(笑)」とジョーク混じりに答えている。

一味違う始球式は数あれど、カメラマンを直撃する投球はまずお目にかかれない。珍しい光景となっているので、詳しくは動画を要チェックだ!

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼放送事故スレスレ……!!

▼Twitterではわずか数時間で40万回も再生されている