北海道の美味しいラーメンを探し続ける同連載「北海道ラーメン探訪」では、これまで沢山のラーメンをご紹介してきた。スープの種類で言うと豚骨、鶏、煮干しのほか、えび、シャケ、キンキなど種類は様々だ。
そして今回足を運んだのは、北海道では珍しい「まぐろ」を使ったラーメンが食べられる「麺処 蓮海(はすみ)」である。1番人気の『まぐろ豚骨醤油つけ麺』を味わってきたのでレポートしたい。
・食券を購入
札幌駅から車で40分ほどのところにある「麺処 蓮海」に到着したのは、昼のピークを過ぎた14時半頃。店の前には7台分の共用駐車場が用意されており十分に空きがあった。それでは店に入ってさっそく注文だ。
冒頭でもお伝えした通り、筆者のお目当ては、1番人気の『まぐろ豚骨醤油つけ麺』で価格は税込800円。同店の説明書きによれば、まぐろと豚骨をベースにしたスープと自家製の魚醤油ダレ、そして特注の太麺を合わせたつけ麺とのことだ。
まぐろと豚骨ベースのスープでつけ麺を味わうのは、筆者にとって初めて。そのお味はいかに……とワクワクしながら食券を買って着席。その後、10分かからずにスープと麺がカウンターに到着した。
・旨みを凝縮したスープが太麺に絡む
さあ、スープがアツアツのうちにいただこう。太麺は縮れていて、箸で持ち上げると弾力があってコシの強さが伝わってくるかのようだ。スープにしっかり浸してズズッといただけば……おぉ!
ウマい!! 小麦の風味と共に、まぐろっぽい魚介の風味と豚骨の凝縮された旨みが感じ取れた。しかし、それでいてエグ味や臭みなどは無し。これは、ありそうでなかった合わせ技だ。
歯応えのある太麺に濃厚なスープがしっかり絡んで、噛むほどに味わい深い。スープ単体で味わってみたところ塩分が少し強めだったが、つけ麺であることと、後述する「スープ割り」で薄めて味わうことを考えればこれが最適と言えそうだ。
さらにはトッピングの具が、素揚げの蓮根、チャーシュー、メンマ、ネギ、キャベツとバリエーション豊かなのもポイントだ。特にネギやキャベツのシャキシャキとした食感がとても心地良かったぞ。
・スープ割りも必食
その他、印象に残ったのが、最後の〆として店員さんにお願いしてスープを足してもらうスープ割りだ。単にダシで割るだけでなく、キノコも入ってちょっと得した気分が味わえる。また、キノコが加わることで味の変化も楽しめるので絶対オススメだ。
「麺処 蓮海」の『まぐろ豚骨醤油つけ麺』は、特注太麺に素材の旨みが凝縮された濃厚スープがマッチした一品であった。ぜひスープ割で、まぐろ豚骨の味わいを最後までご堪能あれ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 麺処 蓮海 (はすみ)清田本店
住所 北海道札幌市清田区真栄4条1-2
時間 平日ランチ11:00~15:00 / 平日ディナー17:00~21:00 / 土日祝11:00~21:00
休日 水曜
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼『まぐろ豚骨醤油つけ麺』