dsc09528-1

ここ最近、「無化調ラーメン」という言葉をよく見かけるようになった。ご存知の通り “化学調味料不使用のラーメン” という意味だが、中には、味が薄すぎてぼやけてしまっていたり、逆に塩分が強すぎたりと、“ウマい” とは言い難いラーメンが存在するのも確かだ。

第27回目となる今回の「北海道ラーメン探訪」は札幌市にある、激ウマ無化調ラーメンが食べられる『麺屋 ふくじゅ』をご紹介したい。無化調味料とラード不使用でありながら、濃厚で旨味たっぷりのラーメンが評判の店だ。それではレポートしていこう。

・札幌駅から車で40分ほど

札幌駅から車で40分ほど離れた、清田区美しが丘という住宅街にあるのが「麺屋 ふくじゅ」である。11時半開店のところ、筆者が店に着いたのは11時50分頃。平日の12時前ではあったが全8席ということもあり、筆者でちょうど満席となった。

dsc09588

・店の定番は「魚介醤油ラーメン」

店員さんに話を聞いたところ、この店の定番は『魚介醤油ラーメン(税込830円)』なのだそう。他にも “魚介” ではない普通の「醤油ラーメン」や「白醤油ラーメン」などがありそちらも気になったが、筆者は店を代表する味を確かめるべく魚介醤油の食券を購入した。

dsc09495

・化学調味料とラード不使用

カウンター席に腰かけると目に飛び込んできたのは、店のこだわりを記した張り紙の文字である。この店の料理は冒頭でお伝えした通り、化学調味料とラードは不使用であり、徹底した衛生管理の下で料理を提供しているとのことだ。

dsc09583

・濃厚でありながら後味あっさり

テーブルに届いた魚介醤油ラーメンを見ると、ずいぶんと深く濃い色をしている。さらに、ラード不使用であるにもかかわらずスープの表面がツヤツヤでこれはウマそうだ。早速スープをひとくちいただくと……。

dsc09530

ウマい!  動物系のまろやかな味わいに、魚介の旨味がたっぷり溶け込んでいるのがわかる。化学調味料不使用であるためか、濃厚でありながらもしつこさが無く、後味もあっさりしているように感じた。

dsc09536

続いて麺をすすると……ツルツルモチモチでウマい!! 具材である大根の千切りやチャーシュー、そしてメンマなどもそれぞれの食感や味わいが楽しめて食べ応えも抜群だ。その後、筆者は最終的にスープを全て飲み干して大満足。また食べたい、そう思える無化調ラーメンであった。

dsc09543-1

・珍しいメニューも

ちなみに、この麺屋ふくじゅでは、トマトラーメン、さば生姜ラーメン、チーズ味噌ラーメンなどの珍しいメニューも人気のようだ。スタンダードな味に飽きた方はそちらを頼んでみるのも良いかもしれない。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 麺屋 ふくじゅ
住所 北海道札幌市清田区美しが丘3条2丁目1-8
時間 ランチ11:30~15:00 / ディナー17:00~20:00
休日 木曜

Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
こちらもどうぞ → シリーズ「北海道ラーメン探訪

▼札幌市清田区「ふくじゅ」
dsc09588

▼化学調味料やラード不使用というこだわり
dsc09580

▼店の定番「魚介醤油ラーメン」税込830円
dsc09530

▼スープは魚介の旨味たっぷり
dsc09536

▼麺はモチモチツルツルだ
dsc09543-1

dsc09558

dsc09550

dsc09567

▼ご馳走様でした!
dsc09577

日本, 〒004-0813 北海道札幌市清田区美しが丘3条2丁目1−8