日本各地に存在する名菓の数々。基本的にはその土地に行くかお土産でもらうか、それとも物産展で手に入れるかくらいしかないが、例えば宮城県の「萩の月」も伊勢の「赤福」も、そして鎌倉の「鳩サブレー」も、確実にテンションが上がるお菓子だろう。

では日本最強の名菓はなんなのか? 主観でしかないが、個人的には赤福と迷いまくった結果、北海道の「マルセイバターサンド」を推したい。六花亭の「マルセイバターサンド」を超えるお菓子って……ないよね? 異論は認める。

・ファミマで発見

グルメ王国・北海道で「白い恋人」と並ぶ大ベストセラー菓子が、六花亭の「マルセイバターサンド」だ。濃厚なバタークリームと豊潤なレーズンの組み合わせは最高! もしいくら太ってもいいならば、鼻血を出しながら食べ続けたい……そう願うのは記者だけではないだろう。

だがしかし、東京在住の記者がマルセイバターサンドに巡り合う機会は滅多になく、コンビニの「レーズンバターサンド」もそれなりにお高い。前置きは長くなったが、そんな時に発見したのが、ファミマの「香ばしいクッキーのクリームサンド(レーズン)」である。

・置いてあった場所が最高

ホームページによると、同商品が発売となったのは2019年の1月8日のこと。価格は税込み135円とかなりお手頃で、何より記者の心を刺激したのは「冷蔵コーナー」に置いてあったということだ。お菓子コーナーで発見したならば、おそらく購入しなかったことだろう。

クッキーを冷やす……。わかってるじゃないか、ファミマ。そう、おみやげで「マルセイバターサンド」をもらったら、真っ先に冷蔵庫行きなことは常識である。しかも、まあまあ大きいことを考えれば、135円も決して高くは感じない。

・食べてみた

というわけで、「香ばしいクッキーのクリームサンド」を食べてみると……なるほど、わかった。まず、マルセイバターサンドと比べ、クッキーのザクザク感はかなり強い。冷蔵されているので “しんなり系” かと思いきや、しっかり食感のクッキーだ。

次にレーズンとクリームの風味だが、マルセイバターサンドと比べると強くはない。……んが、それでもレーズンとクリームの相性は抜群! 全体的にボリュームがあるので、これくらい控えめな方が食べきりサイズとしては適切なのかもしれない。

結果的に「香ばしいクッキーのクリームサンド(レーズン)」は、マルセイバターサンド欲を満たすには、ちょうどいい商品ではなかろうか。パッケージに刻まれた「348kcal」に負けそうになるが、マルセイバターサンドが不足している人にはオススメだ。

参考リンク:ファミリーマート
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼六花亭では「マルセイバター」だけも売ってるんだよ!

▼さらにいうと「マルセイバターケーキ」もあるんだよ! しかも超人気なんだって!!

▼ファミマのも悪くない、むしろイイ。また食べたい。