いよいよクリスマス目前。街もそこかしこでクリスマス風の飾りつけやBGMで溢れている。しかも直前は3連休ゥゥウウウウウウ! こいつは全力でクリスマスをエンジョイするしかねぇ!
しかしどうやって? こちとらクリボッチ暦30年な闇属性。イベントなら一人でも……おや、クリスマスマーケットというのが各地で開催されているとな? 適当にググったら、横浜と日比谷公園、そして六本木ヒルズのものが有名なようす。とりあえず行ってみっか!
・赤レンガ倉庫
ということでやって来たのは横浜の赤レンガ倉庫。遠目にも、なにやらキラキラしていてリア充ならぬクリ充な雰囲気が出ている。元々オシャンティーな雰囲気がグンバツな赤レンガ倉庫だが、クリスマス仕様でオシャンティーレベルがぶっちぎっている。
しかし近づいてみると、何やら「けもののにおいがしてきたぞ」と書かれたモノモノしいゲートが。なんだこれは……と思ったら、こちら併設されているスケートリンクだそうだ。スケート靴も500円でレンタルできて、入場料は大人700円とのこと。
沢山のカップルが手をつなぎながらキャッキャウフフとくっついたりスケートしたりくっついたりしている……と思いきや、中にはガチでプロっぽい滑りを披露している方も。楽しそうである。
メインのクリスマスマーケット入り口はスケートリンクの隣。中国の兵馬俑のような格好の人形が、エジプトのファラオの神殿とかに建っていそうなカラーリングで、金剛力士像のごとく両脇を固めている。
中に入ると、そこかしこにクリスマス感を雰囲気を演出するサンタクロースやトナカイの像が。門番はこいつらで良かったんじゃないのか? また、この日は結構寒かったのだが、会場内にはヒーターも設置されていて結構暖かい。
・ドイツ飯がウマい
何より目を引くのが頭上の電飾だ。屋外で屋根は無いのだが会場を覆うようにイルミネーションが施されており、これはテンションが上がる。多くの人がまず足を止めてスマホを上に向けていた。
会場内ではそこかしこで沢山のクリスマスっぽい料理が売られている。値段こそイベント仕様という感じだが、こういうのは雰囲気代も込みのようなもの。とりあえず筆者もアイスバイン(1200円)と、グリューワイン(700円)をゲット。
食べてみると……たかが屋台とあなどる無かれ。アイスバインは肉がほろほろと崩れ去って実にウマい。一人でもウマいものはウマいのである。他にもウィンナーや、よく分からないドイツ料理が沢山。
それにしても寒い中で飲むグリューワインの体に染みること。実は筆者、普通はワインを飲むと1杯で頭痛にやられ、しかも翌日にまで残るほど相性が悪い。グリューワインも覚悟して飲んだのだが……全くの杞憂だった。
加熱されてアルコールが飛んでいるからだろうか? 全然平気なのだ。スパイスも効いていてめちゃくちゃウマく、思わず記事とは無関係に3杯も飲んでしまった。本当にお勧めだ。
飲食スペースとしては、椅子とテーブルが設置されたテントが会場のスペースに対して割と豊富に用意されている。そのお陰で、会場全体として混んでいても簡単に座れたのはポイントが高い。
・でっかいクリスマスツリーも
一番奥にはでかいクリスマスツリーも。こちら、台座部分になにやら釣鐘のようなものが設置されていて、沢山のカップルが並んでは鐘を鳴らしつつ写真を撮っていた。末永く爆発しろ。
小さい子供もこの手のものには目が無いようで、激しく全力で鐘を鳴らしてはしゃいでいる。その後ろでちょっと困ったように、しかし幸せそうな表情で子供をいさめる親の姿。全体的に微笑ましい。
筆者も一人で並んで鳴らしてみようかと思ったが、アラサーのおっさんが一人で鳴らしてどうなるものでもないと気付き踏みとどまった。この幸せにまみれたクリスマスツリー。近づいてみるとミッキーマウスの飾りが!
丁度赤レンガ倉庫で25日まで開催中の「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~」とコラボしたものだったようだ。ディズニー好きとしてもポイント高いのではないだろうか?
それにしてもこのツリー、キラキラ感が周囲のリア充効果と合わさって半端ない。
何もかもがボッチ的にはまぶしすぎて……
えっ、まぶし……
ハハッ!
……!!
・イベント情報
場所:横浜赤レンガ倉庫
期間:12月25日まで
時間:11:00~22:00
参照元:横浜クリスマスマーケット、スケートリンク
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.
▼スケートリンク
▼ヒーターもそこかしこに
▼会場のオリジナルマグカップも
▼片っ端から食べたくなる