うぉぉぉぉぉぉー! みんな知ってるかな? 知ってると思うが、念のために今一度知らせておこう。『シン・ゴジラ』が2018年12月16日、テレビ朝日系で放送されるんだって!! 地上波初放送というわけではないが、やはり何度観ても熱くなれる作品であることは言うまでもない。

しかし記者のようなシンゴジ大好き人間がいる一方で、観たことがないという人もいることは承知している。せっかくなので、これを機にそうした人にも楽しんでもらいたいなと「シン・ゴジラが愛される理由」について考えてみたぞ。

・形態変化するゴジラがカッコ良い

まずポイントとなるのが、ゴジラが形態変化するところ。ゴジラと聞いて、誰もがぼんやりと自分なりのゴジラ像を頭に思い浮かべることができるだろう。細部が異なっていようとも、想像する姿かたちに大きな違いはないはずだ。

しかし、シン・ゴジラでは所謂(いわゆる)ゴジラの姿になるまでに、4度も姿を変えるのだ。しかも最終的には、さらに形態変化をするのでゴジラは5度も姿を変えたことになる。いまだかつて、こんなゴジラがいただろうか。カッコ良すぎでしょ! 

・早口がカッコ良い

はじめて観た人は驚くかと思うが、同作の登場人物たちはとにかく早口だ。正直、1度観ただけでは何を言っているかわからないシーンもある。字幕を付けてほしいレベルだ。しかしそのため一言一句聞き逃してなるものかと、気が付けばいつの間にか一生懸命に観ているに違いない。

・作戦名がカッコ良い

いくつになっても、変身する際の掛け声や、戦う際の作戦名には心躍るものがある。同作では折々に作戦名が登場するのだが、そのネーミングセンスが抜群なのだ。神話でスサノオノミコトが八岐大蛇を酔いつぶれさせたという「八塩折之酒(やしおりのさけ)」から取った「ヤシオリ作戦」とか、めっちゃカッコ良くない!?

・音楽がカッコ良い

また、内容だけでなく音楽がとっても良い。個人的には無人在来線爆弾のシーンが大好きだ。というか、記者は無人在来線爆弾のシーンが同作中で一番好きだ! サントラを購入した人も多いのではないだろうか。

・エヴァンゲリオンとのシンクロがカッコ良い

『シン・ゴジラ』の総監督・脚本は庵野秀明さん。言うまでもなく『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる、あの庵野さんだ。早口、作戦名、音楽などからも想像に難くないが、とにかくエヴァとのシンクロ率がハンバないところも、同作の魅力だ。

このほかにも、挙げていけばキリがないほどに魅力あふれる『シン・ゴジラ』はゴジラ史上、歴史に残る作品と言っても過言ではない。この作品と同じ時代に生まれた私たちはマジで結構、人生得していると思うぞ! 

執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.