2010年に放送スタートして以来、世界中で旋風を巻き起こしてきた『ウォーキング・デッド』。本シリーズはシーズン9で、主人公リック・グライムズ役を演じるアンドリュー・リンカーンの降板が決定した。

これに対し、プライベートでも超仲良しなダリル役のノーマン・リーダスが寂しい心境を明かしている。アンドリューへの気持ちが、まるで別れた恋人に募る思いのようで超カワイイので紹介したい。

・リックを思うダリルの気持ちがカワイすぎる~!

アンドリューとノーマンは仕事以外のプライベートでも超仲良しで、オフの時も一緒に食事に出かけたり毎日電話で話したりと “バディ” な関係で知られている。最後にアンドリューが『ウォーキング・デッド』に出演したエピソードは、日本でも11月5日にFOXチャンネルで放送されたシーズン9第5話となるが、とっくの昔に撮影は終了している。

よって、すでにノーマンはアンドリューがいないロケを経験済み。寂しい胸の内を米エンタメ情報サイト『Entertainment Weekly』のインタビューで語っているので、その内容を以下にまとめてみた。


「いつも俺は控え室でランチを食べるんだけど、ある日静かに45分ほど座ってたんだ。この9年間、アンドリューと一緒に食べないランチなんてなかったから、ポツンと座ってて “一体アンディはどこなんだ!?” って思っちまってさ。それが一番俺にとってツライことだよ」


と、独りのランチが寂しいと胸キュンな発言をしているのだ。

そして、「撮影で血みどろになったアンドリューがノーマンの椅子に座った時に付いた血糊も、彼の面影を感じさせるから拭き取れない」ともコメント。まるで、元カレの香りが付いたTシャツを洗濯できない女子のような心境になってる様子で、2人の “親密” ぶりはかなり本気のようである。

ちなみにアンドリューはシリーズを降板したが、シーズン10で監督補佐として現場にカムバックする予定なので、2人がロケで一緒に過ごせる日はすぐにやって来そうだ。

・下降気味の視聴率は大丈夫……!?

それにしても主役の降板が決まり、ただでさえ下降気味だった番組の視聴率が心配されていたが、予想通りシーズン9の初回放送における視聴者数は、過去で2番に低い数字を記録してしまったとのこと。リックの退場エピソードを目前に、すでに離れてしまったファンが気になって戻ってきたからか多少視聴率を盛り返したとのことだが、少しシリーズの行方が気にならなくもない。

・『ウォーキング・デッド』ユニバースが拡大する予定!

しかし、最近振るわない視聴率などなんのその、放送局のAMCと製作チームは『ウォーキング・デッド』ユニバースをドンドン拡大していくつもりのようで、悪役ニーガンを主役にしたスピンオフも浮上している模様。一体どれだけゾンビワールドが広がっていくのか楽しみだ。

『ウォーキング・デッド』シーズン9はFOXチャンネルで毎週日曜に放送中で、Huluでも配信されているので要チェックだ。

参照元:FOXチャンネルHuluEntertainment Weekly(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

▼『ウォーキング・デッド』シーズン9の予告編