2018年9月21日午前8時、ついにiPhoneXs・Xs MAXが発売開始となった。昨年発売のXからは大きく進化していないものの、やはり注目度は高い。3日前からソフトバンク銀座に並んでいた「ビッグウェーブさん」ことブッチさんも無事に購入できたようで、今回も無事に波に乗ることができたようである。

さて、その新型iPhoneをブッチさんから借りて本人が使うより先に使ってみたぞ!

・2番の理由

ブッチさんは今回、2番目で購入できたそうだ。くじ運の悪い彼は、いつもならもっと後の番になってもおかしくないところ。今回は普段よりも運が良かったと言えるだろう。よくやった! と言いたい。


ところが! 実際に話を聞いてみると、彼のあとに来たのは1人。つまり2人のくじ引きで1番を決めたらしいのだ。たった2人のくじ引き、2分の1の確率で2番になるとは……、やっぱりくじ運は悪かった


・あとからボケ調整

そんな彼に購入後に端末を持ってきてもらって、「俺、まだ操作してない」というところを、ひと足先に使わせてもらった。iPhoneXsはポートレートモードで撮影した写真のボケの強さ(被写界深度)を、撮影後に調整することができるそうだ。


ポートレートモードで撮影し、「写真」から撮影した画像を選択する。そして「編集」を開くと、被写界深度の調整ができる。


被写界深度を示す「f値」は、1.4~16まで調整できる。デフォルトのf値は4.5となっている。


撮影した1枚の画像を複製して、f値1.4とf値16を比較してみると、違いは歴然。背景くっきりのf値16に対して、f値1.4は背景に強いボケがかかり、人物によりフォーカスしていると言えるだろう。


はたして、この機能だけのために端末を買い替える選択をする人が、どれだけいるだろうか? 今後の売れ行きが気になるところである。


・買った感想

ちなみにブッチさんに購入の感想を尋ねると、「とりあえず寝たい」とのことだった。まさかたった2人のくじ引きで2番になってしまうとは。さすがブッチさん! とりあえず、お疲れ様でした!!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24