2018年9月21日にアップルの次期iPhone「Xs」「Xs MAX」が発売開始となる。それに先立って、9月18日にiOSの最新バージョン「12」がリリースされた。さっそくインストールした人たちの間では、『計測アプリ』やアプリの使用時間などを確認できる『スクリーンタイム』などが話題になっている。

そんななかで、今回の発表会で切り捨てられたと言われている「SE」ユーザーにぜひともお伝えしたい情報がある! 今までSEでは使用できなかった、テキスト入力時のカーソル移動が可能になったぞ~! 地味だけどめっちゃ便利!!

・SEではできなかった

テキスト入力時にキーボードの空白(space)長押しでカーソル移動できるのは、iPhoneユーザーの多くが知っている小技だ。しかしながらこの機能はiPhone 6s以降(3D Touch対応)の iPhoneで使用可能な機能であり、3D Touch非対応のSEでは使用できなかった。

小さな画面でカーソルをちまちま移動するのは実に面倒。イライラして、長文を書くのを諦めるという人も少なくないはずである。しかし、今回のiOS12のアップデートで……SEでも使用可能になったのだ!


・空白を長押し

SEユーザーはこの機能さえ知らないかもしれないので、今一度説明しよう。テキスト入力時に、かな入力の場合は「空白」、英字入力の場合は「space」をそれぞれ長押しする。すると、キーボードの文字が消えて、その上に指をそわせるとカーソルが動くはずだ。


・処理が断然早くなった!

今回の iOS12には そのほかにも、写真の検索機能の強化や、別途アプリをダウンロードすることによって使用可能な「ショートカット」などが加わっている。

何より重要なのが、処理の高速化だ。体感として、カメラの起動やアプリの機能が早くなったように感じられる。長らくiOSをアップデートしていないという人も、今回ばかりはアップデートしてみるのも良いかもしれない。

Report:佐藤英典
Screenshot:iPhone