2017年9月22日に、アップルの次期スマホ「iPhone8・8 Plus」が発売開始となる。すでにミスターiPhone行列のビッグウェーブさんは、東京・銀座に並んでいるとの情報もあったりするなか、本体の発売よりも先に「iOS11」の利用が可能となった。
すでにインストールした人もいると思う。これまでにない新しい機能や、従来の機能にさまざまな変更が加えられており、早くも話題になっているのだが、このたび iPhoneSEでは使えない機能があるという悲しい事実が判明した。SEユーザーたちは、新機能の恩恵を授かることができないのか……!?
・話題の画面収録
──と、そんな “SEでは使えない機能” の前に、SEでも使える機能も少し紹介しておこう。まずは、今回のアップデートで最も話題の「画面収録」機能から。そう、専用のアプリや機材を使わなくても、iPhoneの画面を動画で録画できるようになったのだ。
コントロールセンターのカスタマイズで、「画面収録」を追加すると利用できる。ゲーム実況を配信している人にとっては大変助かる機能なのではないだろうか。
・キーボードを寄せる
そのほか注目されているのが、文字入力時のキーボードを右か左に寄せることができる機能。入力時の地球儀のアイコンを長押しすると、文字選択の一番下に、キーボードのアイコンが表示される。
本体サイズの大きい「iPhone7 Plus」で確認したところ、指がキーボードの端まで届くようになり、文字を入力しやすくなった!
……のだが、この機能こそが iPhoneSEでは使えない機能なのである!
なんと……表示さえ されないのだ!!
SEでもキーボードを端っこに寄せてみたいのに……
端っこに寄せることができない。
表示もされないなんてヒドいじゃないか……
……
ン……
いや、ちょっと待て……
これ、もしかして……
サイズの小さいSEなら、わざわざキーボードを右や左に寄せなくても端から端まで指が届くから……あえて機能を省いたのか? もっと言えば、他のモデルよりもSEが優れている証なのでは……!?
さすがアップル! 全部お見通しちゅう訳や~ッ!! 最初から完璧なSEには、余計な新機能なんか、いらへんかったんやーーッ!
──という訳で、「SEは最高!」という結論に至った。現場からは以上です。アディオス!
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS