実は今年の7月くらいから、プールに通っている。カナヅチだからだ。なんとか40歳になるまでに泳げるようになりたいなと、時間さえあれば近所のジムのプールに行って、たとえ15分しか時間がなくとも、一心不乱に泳いでいる。

そんな特訓の甲斐あってか、今ではクロールで25メートル泳げるようになったのであるが、そんな身の上話はどうでもいい。今回の検証は、100円で売られている水泳帽や水中メガネは、はたして使い物になるのか? という問題である。

水泳帽は、職場近くのインディー系100円ショップ『奥山商店』で購入した。価格はもちろん100円だ。メーカーは「日本パール加工」で、男女兼用、老若男女OKで、素材はポリエステル100%。そして頭まわりのサイズは……

約50cm〜59cmまで対応しているとのことであるが、私は幼少時より頭がデカく、小学校入学時には、私の頭に入る「黄色い帽子」が無かったため、取り寄せに……という思い出があるくらいなのだが、そんなこともどうでもいい。よいしょ……

……入った。

ちょっと浅い気もするが、それは私がデカ頭だからであろう。ともあれ、入ってヨカッタ。


・水中メガネ編

続いては水中メガネ。こちらはダイソーで購入した、ダイソー印のゴーグルだ。もちろん価格は100円なり。しかしながら、「え、これで100円なの?」と思うくらいに、モノとしてはちゃんとしている。もっとチャチいかと思っていたのだが……

ちゃんと、目の周りのところ、ブニブニになってる! スポンジとかじゃなくて、凹みたいな、“かえし” の付いたブニブニになってる\(^O^)/

よし。

で、ジムに行き……

実際に泳いでみたところ……

おっ……

これは……!!

結論を言おう。わりと使える! 繰り返す、わりと使える!! 具体的には……

まずは水泳帽。こちらはバリバリ使える。私、1枚しか水泳帽を持っていなかったのだが、2枚目はコレでイイや的なくらい問題なく使える。合格!

そして水中メガネだが、気になる点がいくつかあった。まずは、水中メガネの底(?)が目に近いという点。目ん玉からの飛び出しが低いと言うか、浅いと言うか……とにかく「目が圧迫されている感」があるのだ。ちょい窮屈かなぁ〜。

同じく、目ん玉からの距離があまりないため、視界も「真横」は変になる。バグったVRゲームのような、変な景色になってしまうのだ。でもまあ、まっすぐを見てるだけなら何の問題もない。ちなみに、ゴムの締め付けはバッチリだ。

そして気になる「水の入り具合」であるが、予想していたよりも入ってこない。そりゃ「ちゃんとした水中メガネ」に比べたら、激しく泳いでいるうちに水が少しずつ入り込んではくるのだが、予想していたよりも入ってこない。こちらも合格だ!

てな感じで、本格的なスイマーにはオススメできないが、私くらいの「ちょっと泳ぐ」くらいの人であれば、何の問題もなく快適に使えるシロモノであることが判明した。「洗い替え」ならぬ、「使い替え」として活用していきたい。よし!!

Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼動画も作ってみたけど変になっちゃった