世界中で社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなった傑作海外ドラマといえば、他ならぬ『ブレイキング・バッド』である。そのスピンオフ版『ベター・コール・ソウル』シーズン5に、本家の主人公ウォルター・ホワイトと相棒ジェシー・ピンクマンが登場するのではないかと囁かれている。
そこで両シリーズをこよなく愛する筆者が、どのように二人がカムバックするのか勝手に推測してみることにした。(※本記事には両シリーズのネタばれを含むのでご注意を!)
1.シーズン第1話のモノクロシーンにジェシーが登場!?
『ベター・コール・ソウル』(以下『ベタコ』)の各シーズン第1話の冒頭にはモノクロ映像が挿入されており、このタイムラインは『ブレイキング・バッド』後の世界が描かれているとの説が有力である。
もしジェシーがスピンオフに姿を見せるとしたら、筆者的にはモノクロシーンでしか考えられないのだ。というのも『ベタコ』は本家の前日章となるため、当時ジェシーが年齢的に高校生だったことを考えると、演じるアーロン・ポール(39歳)がモノクロシーン以外で10代の青年を演じるのは少々無理があると感じるからだ。
2.実は死んでいなかったウォルターもモノクロシーンに登場?
そして、『ブレイキング・バッド』でウォルターは最後に命を落としてしまうが、「実は生きていた!」という展開もアリではなかろうか。なにしろ、彼が棺桶に入れられて地中に埋葬されるシーンは劇中に登場しなかったのだから、彼が銃で撃たれた後に救出されていた……という筋書きは不可能ではない。
これなら「ウォルター&ジェシーが一緒に登場!」という展開も考えられ、それにウォルターが生きているなら、『ブレイキング・バッド』の後日章が製作される可能性もあるかもしれない。
3.本当にチラっとだけのカメオ出演
これはちょっと簡単すぎるが、ウォルター&ジェシーが通りすがりの人などでチラっとだけカメオ出演ということもあり得る。だが、シリーズのクリエイターであるヴィンス・ギリガンが、「どうしても、スピンオフでウォルターとジェシーの姿を見たいね。通りすがりに姿を見せる程度のカメオ出演じゃ満足しない」と語っているので、おそらくチョっとだけの出演はなさそうだ。
4.ウォルターがジミーの恋人キムに弁護を依頼!?
『ブレイキング・バッド』で、ウォルターは旧友エリオットと始めた会社「グレーマター」の権利を5000ドル(約55万円)で売却し、エリオットと彼の妻グレッチェンと縁を切ったという過去が明らかになっていた。しかし、それ以前に破格の値段で会社を売ってしまったウォルターが後悔し、ジミーの恋人で弁護士のキムに訴訟の相談をしていたらどうだろうか!?
オリジナルでウォルターとジミーことソウルは関わり合いを持つまで面識がなかったため、『ベタコ』で二人がニアミスするとしたら、これが一番強力な筋書きに思える。
『ベタコ』は、現在Netflixにてシーズン4が配信中だ。『ブレイキング・バッド』のキャラクターが続々と登場して本家とクロスオーバーしまくっていることもあり、ぜひともウォルター&ジェシーがシーズン5に姿を見せることを期待したいところだ。
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