千葉県に大きな被害をもたらした台風15号。通過から1週間以上たった今でも、現地では懸命な復旧作業が続いている状態だ。きっと日本中が台風の恐ろしさを再確認したのではないかと思うが、残念ながら新たな台風が発生する模様である。
気象庁の発表によると、沖縄の南にある熱帯低気圧が発達し、今後24時間以内に台風となる見込みとのことだ。週末には3連休が控えているが、おそらく影響は免れないだろう。今から注意が必要である。
・台風17号発生か?
本日2019年9月19日の12時現在、沖縄の南をゆっくり西北西へ進んでいる熱帯低気圧。気象庁によると、この熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みだ。明日20日12時の予想は中心気圧994hPa、中心付近の最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sとなっている。
そうなった場合、早くも台風17号の誕生となるワケだが、気になるのはやはり進路だろう。発達した台風は明日12時には宮古島の南東約250キロまで進む見通しで、沖縄付近は大荒れになることが予想されるという。近隣にお住まいの方は十分に注意していただきたい。
・三連休への影響大
ウェザーニュースによれば、そのあと台風は東シナ海を北上し、22日から23日にかけて日本海へ進む予想とのこと。そう、三連休と予定がガッツリ被っている。tenki.jpは、西日本を中心に大荒れや大雨となる恐れがあると注意を呼び掛けているぞ。
試しに三連休の天気予報をYahoo! 天気・災害のページで確認してみると……。
21日(土)、全国的に雨。
22日(日)、全国的に雨。
23日(日)、全国的に雨。
……という、悲惨極まりないことになっている。これもう狙って来てるだろ! という気配すら漂うが、ウェザーニュースによれば西日本では21日から23日にかけて、北日本では23日から24日にかけて、それぞれ特に雨量が多くなるそうだ。決して油断せず、早めの対策を心掛けていただきたい。
【追記】
気象庁によると本日19日15時、沖縄の南で発達中の熱帯低気圧が台風17号(ターファー)になったとのこと。引き続き、最新情報に注目していただきたい。
参照元:気象庁、ウェザーニュース、tenki.jp、Yahoo! 天気・災害
執筆:お天気観測者・あひるねこ