ロシア最大の銃器メーカーであるカラシニコフ社。同社の開発した自動小銃「AK-47」が世界で最も多く使われた軍用銃としてギネス世界記録に登録されていることは、銃器ファンの間であまりにも有名な話だ。

どうやら、そのカラシニコフ社が今、電気自動車を開発中らしい。きっと超アーミーでいかにも強そうなデザインに仕上がっているに違いない……と思いながらデザインを見てみたところ、な、何だこれは!

・めちゃレトロで超キャワワ

カラシニコフ社が公開した電気自動車の名前は『CV1』だ。同社のホームページの情報によると、このマシンはソ連時代に生産されていた車「IZH-21252 “Kombi”」に基づいてデザインされたコンセプトモデルだという。

公式フェイスブックページにアップされている動画でさっそくマシンの全貌をCheckしてみると……うわわわわっ! めちゃレトロで超キャワワーーーッ!! 淡いスカイブルーのボディーカラーやボテっとしたフォルムがイイ感じだ

・使い勝手は良さそう

スペックは航続距離が350km、停車状態から時速100kmに到達するまでの時間は6秒とのこと。まだ開発途中なので、本当にこのスペックになるかどうかはわからないが、もしも実現すれば使い勝手は良さそうである。なお、発売時期や価格などの詳細はまだ不明だ。

それにしても「CV1」を見ていると、以前の記事で紹介した電気自動車「ホンダ・アーバンEV」や「マイクロリーノ」も同じくレトロだったことが思い出される。もしかすると、これからレトロな電気自動車が世界中で大ブームになっちゃう……かも!

参照元:Facebook @concernKalashnikovКАЛАШНИКОВ МЕДИА(ロシア語)
執筆:K.ナガハシ

▼カラシニコフ社が公開した電気自動車「CV1」がこちら