大阪桐蔭高校の史上初となる2度目の春夏連覇で幕を閉じた第100回目の甲子園(全国高校野球選手権大会)から一夜明けた。全国3780校から目標にされた大阪の強豪校がプレッシャーを跳ね返すのか、それとも秋田の金足農業高校が白河の関を越えて深紅の大優勝旗を持ち帰るのか──ドラマのような組み合わせになったこともあって、決勝は日本中の関心を集めた。

1日経った今でも甲子園の話題は尽きないほどだが、ネット上で喪失感に襲われる「甲子園ロス」が起きている。悲しみの声が溢れていて後を絶たず、まさかの「金足ロス」まで……。まずは甲子園ロスになってしまった人の声から紹介しよう。

・ネットの声

「甲子園ロス(´・ω・`)」
「甲子園ロスやばい」
「毎年この時期は甲子園ロスになるけど、今年はまた一段と酷い。」
「甲子園ロス… 夏も終わる。」
「甲子園ロスがひどい。 なにか没頭することを探さねば…( ノД`) 」
「甲子園ないからつまんない、、 甲子園ロスだ〜〜_(:3 」∠)_」
「今年ずっと見てたから、甲子園ロスがすごい。。。 早くドラフト、、、ドラフト、、、」
「完全に甲子園ロス…早起きする習慣が身についてしまってやることなくてボーッとしてるほんと時間の無駄!」
「甲子園ロス感ある、、、もう終わったのにスマホ持つと高校野球速報をなんか開いてしまってあ、ってなる(。-_-。)」


これらはほんの一部である。SNSを調べてみたら出るわ出るわ。中には重度の「甲子園ロス」で何も手につかないなんて人も少なくなかった。確かに今年の甲子園は見応え十分。特別な大会だったようにも思える。そして「甲子園ロス」に続いて「金足農業ロス」になっている人もいたので、そちらも紹介しておこう。


・まさかの「金足農業ロス」まで

「甲子園ロス 金農ロス 吉田ロス」
「はやくも金足ロス」
「吉田ロス半端ない。」
「ダメだ。金足農業ロスだ。」
「虚しい 金足ロスだ 良い夢が終わった」
「あー金農ロスだよ…吉田君ロスだよ…」
「金農ロスがしばらく続きそう」
「甲子園ロス。金足農業ロス。脱力感から、抜け出せない。」


……といったように、劇的な勝ち上がりを見せた金足農業に感情移入しすぎて抜け出せない人が多い。また、決勝の途中まで1人で投げ抜いた吉田輝星(こうせい)投手のロスになる人もいた。前向きにとらえるなら来年の甲子園まで約360日。101回目の大会もきっと私たちに感動を与えてくれることだろう。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.