北海道を中心に展開しているコンビニチェーン「セイコーマート」。同社の数あるオリジナル商品の中でも、今やすっかり夏の定番となっている人気商品が『冷たいカップそば』シリーズだ。
特に北海道民は愛してやまない。なぜ『冷たいカップそば』シリーズが北海道民に愛されているのか、人気の理由は大きく3つあると思う。暑い日に見ると食べたくなっちゃうんだよなぁ……これ。
・そば・うどん・ラーメンの全3種類
『冷たいカップそば』シリーズのラインナップは、そば・うどん・ラーメンの全3種類だ。いずれも税込158円とお手ごろ価格となっている。なお、セイコーマートに販売期間を問い合わせてみたところ、そばのみ通年で販売する可能性はあるが、うどんとラーメンは夏限定とのことだった。
では、なぜ『冷たいカップそば』シリーズは北海道民に愛されているのか? 筆者が思う3つの理由を説明しよう。
理由その1:お弁当のお供にピッタリ
まず1つめは、弁当のお供にピッタリな点である。前述の通り、158円とちょい足ししやすい価格で、カロリーはそばが213kcal、うどんが198kcal、ラーメンが204kcalと控えめなところもポイントだ。
味は3種ともクセの無いベーシックな仕上がりで食べやすい。各商品にはつゆのほか、そばにはきざみ海苔とわさび、うどんにはきざみ海苔と柚子胡椒、ラーメンにはメンマと胡椒が入っている。
コンビニで欲張って食べようとしたら高くついてしまうが、『冷たいカップそば』くらいの価格なら懐(ふところ)も痛まない。それで3種類の中から選べるところがまたいいのだ。
理由その2:つゆの量が絶妙
麺類を食べたあと、場合によって残ったつゆの処理に困ることがある。しかし、同商品に付いてくるつゆの量は少なめで、麺を食べながら飲むのに絶妙な割合となっている。
さらには、だしの旨みがたっぷりのスープは化学調味料不使用で後味スッキリ。麺だけでなく、弁当のご飯やおかずと一緒にズズッとやるのにも最高だ。
理由その3:カップホルダーに収納可能
北海道で欠かせない移動手段といえば、やはり “車” である。そして何を隠そうこの『冷たいカップそば』は、車のドリンクホルダーにジャストで収まる優れもの。食事中にサッと置いて手を空けられるから重宝する。
また、デスクで食事する際にスペースを占領しないところも地味に嬉しい。実際に使ってみると、なぜ他社が採用していないのかが不思議に思えてくるほど便利に感じられるぞ。
以上が3つの理由である。北海道だと、同商品のちょっとしたところがかゆいところに手が届く。ちなみに、関東(埼玉県・茨城県)の店舗では、そばとラーメンのみ販売されているそうなので気になる方はぜひどうぞ。
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼今やすっかり夏の定番だ