
宮崎県の北端部にある高千穂町は「神話と伝説が宿る町」と言われている。高千穂峡や高千穂神社など、絶景と神話を堪能できるスポットが点在しているが、なかでも最近ジワジワと人気を集めているのが……高千穂あまてらす鉄道のスーパーカートだという。
名前からすでに神話感ありまくりの鉄道会社「高千穂あまてらす鉄道」が走らせるスーパーカートとは……死ぬほど気になるな。ということで今回は、高千穂に広がる美しい景観を「グランド・スーパーカート」に乗って満喫してきたので詳しく紹介したい!
・あまてらす鉄道
道の駅「高千穂」から車で約3分、旧高千穂鉄道の高千穂駅が「高千穂あまてらす鉄道」の施設である。2005年の台風被害で廃線となった高千穂鉄道の線路を活用し、絶景を楽しむアトラクションとして運行されているのが、噂のスーパーカートなのだとか。
なお、乗車券は予約不可。時間指定も不可のため、チケット購入後は乗りたい便のチョイ前から並ぶ必要がある。筆者は15時頃に到着してチケット(1300円)を購入後、運良くそのまま15時20分発に乗れることになったが、夏休み期間などは混雑必至とのことだ。
ちなみに同日、高千穂1番の人気スポット「高千穂峡」では、貸しボートが2時間30分待ちだったらしい……マジかよ。てことを考えると、まだスーパーカートは狙い目なのかも。ボートの待ち時間を有効に使いたい方にもオススメできるかもしれない。
・あまてらすうどん
さて、スーパーカートを待っている間に高千穂駅構内にあるカフェ『ミラコロ』で「あまてらすうどん(500円)」なるものを注文。ちなみに “ミラコロ” の意味はイタリア語で「奇跡」だ。奇跡のカフェであまてらすうどん……もはや神の御食事である。
待つこと数分でやって来たのは、ふんわりしたお揚げと肉厚椎茸が特徴のうどん。麺につゆが染みていて噛むごとにダシの甘い香りを感じる。とても優し~い食べ応えだ。そんなこんなで、しっかり心もお腹も満たされてから駅のホームへ。
・グランド・スーパーカート
さあいよいよである。のどかなホームには『グランド・スーパーカート』を待つ客がチラホラ集まってきた。いざ、神話と伝説の町・高千穂の絶景を満喫すべく、高ぶる気持ちを抑えて冷静にカートを待っていると……!
待て待て待て。
ピンクのカートがテンションMAXでホームに到着……って、ウソだろあまてらす鉄道。ここに来て神話感ゼロは予想外だぞ。なんというか、子供の頃にデパートの屋上で乗った遊具と同じオーラだ。
なんだか妙に懐かしい気持ちになるのはさておき、運転手の指示に従ってカートに乗ってみると……あ、悪くないな。やっぱり期待できそうだぞスーパーカート。定員30名の横型シートは一瞬で満席になった。
というわけで出発! カートでの旅は「高千穂駅」から「高千穂鉄橋」までの片道約2.5キロのコースを往復するもの。所要時間は約30分だ。屋根がないから快適に風を感じて気持ちいい~。そしてトンネルに入ると……おおおお~!
突然のイルミネーションッ! のどかな田園風景からカラフルで幻想的な世界に一変する……とてもイイ演出だ。また車内では、高千穂鉄道をマスターした運転手がガイドを務め、見どころや歴史の解説もアリ。そして2本のトンネルを抜けた先には……!
昭和47年開通時に東洋一の高さと言われた鉄道橋「高千穂橋梁(きょうりょう)」が登場。入口に差し掛かるとカートは一旦ストップし、運転手が風の強さを確認する。もし強風ならここで折り返し……だが、ほぼ無風だったため、橋のド真ん中まで進んで停車となった。
さあ、水面からの高さは105メートル。まさに絶景としか言いようがない……のだが! スタッフがシャボン玉を大量に飛ばして、さらに夢のような世界を演出ッ!! まばゆいほどに美しいいいいい~~! ちなみに春は山桜、秋は紅葉が美しいという。うん、間違いないだろう。
そして復路は、あまったシャボン玉を発射しまくり & トンネルのイルミネーションもやっぱり最高! って感じで、スーパーカートの旅はあっという間に終了。ある種の伝説を体験したかのような30分であった。大人も子供も大興奮だったぞ。
さてさて、今回ご紹介したグランド・スーパーカートは、基本的に1日10便運行しているが、土日祝日、夏休み等は臨時便が出るそうだ。また、降車後に旧高千穂鉄道の車両を見学することもできるので、興味がある方は併せてチェックしておこう。今後さらに人気が出るのは間違いナシだと思うぞ!
・今回ご紹介したスポットの詳細データ
名称 高千穂あまてらす鉄道
住所 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1425-1(旧高千穂駅駅舎内)
時間 10:00~16:00(3月1日~11月30日までの土日・祝日・ゴールデンウィーク・夏休みは9時20分より運行開始)
休日 毎月第3木曜(ゴールデンウィーク・夏休みは通常運行)
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼高千穂鉄道の車両を見学
▼天岩戸駅
▼グランド・スーパーカートの時刻表
砂子間正貫



















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