長期間保存がきく缶詰は、災害が起きた非常時などに大活躍。日常でも買い置き出来るので何かと便利だ。最近は、おでんやラーメンまで缶詰になって話題になったことがあるが、海外では缶詰のハンバーガーが存在しているのだという。

そこで、そんな珍しいハンバーガーをロシア人のYouTuberが試食することに! その動画がナカナカ興味深いので紹介したいと思う。

・缶詰めのハンバーガーが存在する!

動画「Burger in a Can」に登場するのは、ロシア人のタラスさんという男性だ。彼は様々な食品を試食したり、ガジェットや道具を使用した数々の実験動画を投稿している。

そして今回、彼の目に留まったのが「TREKKING BURGER:トレッキング・バーガー」と命名された缶入りのハンバーガーだ。日本には缶入りのパンは存在しているが、筆者はこの世に缶詰めのハンバーガーまであるとは知らなかった。

・いざ試食!

動画を再生すると、彼は缶詰のフタをパカっと開ける。すると、まるで真空パックされたようにハンバーガーがピッタリと缶に収まっていて取り出すのに一苦労……。

なんとか取り出したもののバンズの回りがネバネバしており、バンズに引っ付いたパテを引き離すのも困難な有様……。彼は試食を躊躇していた。

・「美味しくはないがマズくもない」との感想

そこで別の缶詰バーガーを開けると、先ほどのバージョンと異なりチーズが挟まれている。こちらはネバネバしていなかったため、とりあえずタラスさんが「パクリ!」とかぶりつくと……


「意外に食べられるぞ! でも全く味がしないな……。匂いも悪くないし、美味しくはないがマズくもない


──とコメント。最初は、「とりあえず口に入れてみて、マズかったら吐き出す」と言っていた彼だが、パクパクと食べ続ける。どうやら缶詰バーガーはマズくはないが、あくまで非常食用として考えた方が良さそうだ。


・ネバネババーガーに挑戦

そして、ちょっと得体の知れない缶詰バーガーを試食したことで余裕が出来たのか、タラスさんは最初に出したネバネバ・バーガーも食べてみることに。すると……


「あれ!? さっきのは紙みたいな食感だったけど、こっちの方はちゃんと味があるぞ!」


──と驚いている様子。だが、どっちにしても進んで購入して食べる商品ではないようで、


「サバイバルに必要なら食べるけど、それでも他の物を探すだろうな」


──との言葉で締めくくっていた。

大阪に住んでいる筆者は地震を経験したばかりで非常食を備えておこうと思い、何が良いのかネットで検索したばかりである。その時に缶詰のパンがあることを知ったのだが、たとえ缶入りバーガーがあったとしても、タラスさんの助言を聞き入れ、あえて選ぶことはしないと思った次第だ。

参照元:YouTube
執筆:Nekolas

▼缶詰のハンバーガーを試食する動画はこちら(英語)