こう見えても、私も昔はお肌スベスベ、透き通るような白い肌で、それはもうプリンプリン物語だったのだ。特に18〜19歳あたり「栄光の時代」のピチピチっぷりときたら、「光の国からやってきた奇跡」だとか「世田谷のマイケル」とか「たったひとりのジャニーズ事務所」だとか、自分で自分を呼んでいたものである。

それが今となっては、いとも簡単に「おじさん」と言われる始末。事実38歳だが、「おじさん」と呼ばれることには全身全霊で遺憾の意! ということで対策をとってみた。ダイソーで売っていた『リフトアップテープ』を使ってみたのだ。

パッケージの文言だけで心が踊る。なにせ「肌を引き上げて とめるだけ エイジング対策」で、「頬も目尻もフェイスラインも キュッと引き上げて すっきり」で、「肌になじみ目立たない透明マット20枚」なのに価格は100円ぽっきり!

さらに裏面の文言を見て、私は「これならイケる」と確信した。なぜならば……


貼ったまま外出もOK


よし! 外出できるほどの透明テープ、よし! これなら絶対に「脱おじさん」できる!! よしよしよ〜し! 20枚ぜんぶ貼っちゃおう٩( ‘ω’ )و

とりあえずは説明書通り、目尻にテープを貼ってみることにした。

まずは普通にテープを貼り……

ググッと引き裂くように引っ張って……

固定して……

フィルムをはがせば……

ほぼ見えない!!

これを「リフトアップ」したいところに貼りまくれば良いのだな。よしよしよし……ということで、最も気になっている「ほうれい線」から着手!

どこに貼れば「ほうれい線」が消えるのかよくわからないまま、「ここかな?」的なところに貼ってみると……


\(^O^)/ ほうれい線は、消えた \(^O^)/


続いては、笑った時にシワシワ〜ッと入るようになった「目尻」の改造に着手!

そこはかとなく桂三枝っぽくもあるが……


どう見ても老けちゃってんだけど!


ならば今度は、口角などをリフトアップ……


したつもりが……


なぜか松井秀喜みたいになった!

たまにトミーズ雅っぽくもなりつつ……

最終的には……


\(^o^)/ 狩野英孝みたいになった! \(^o^)/


てな感じで、結果的に若返りはしなかったが、まさかここまで顔が変わるとは思わなかった。テープの使い方を極めたら、美容整形レベルの劇的変化を得ることも可能だろう。よって、研究次第で、栄光の時代を取り戻すことは可能だ。可能、栄光!

Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.