Samsung(サムスン)の米国法人によって発表されたCMが波紋を呼んでいる。というのも、そのCMがSamsungのライバルであるApple のiPhone をディスりまくる内容だったからだ。

実は、以前にも同社はiPhone を攻撃するCMを公開しているのだが……今回の内容はちょっと強引だったかもしれない。なぜなら、Samsungの標的が3年以上前に発売された「iPhone 6」だったからである。

・Appleに対する皮肉たっぷり

問題のCMでは、iPhone6の性能低下に終始イライラしている1人の女性が描かれている。その女性がApple Store へ出向いて店員に相談したところ、「性能抑制機能をオフには出来ますが、その場合は予期せぬシャットダウンが発生する場合があります。それか、新型に買い換えるかですね」と言われ、最終的に女性がSamsungの新モデル「Galaxy S9」に乗り換えるといった内容だ。

詳しくは、CM「Samsung Galaxy: Moving On」をご覧いただきたいが、女性のもとに母親から「iPhone6から買い替えた?」とメールが届いたり、道ですれ違う男性と子供がiPhone Xのディスプレイ上部の凹みに似た髪型をしていたりと、とにかくAppleに対する皮肉たっぷり、特にiPhone6の性能低下問題に対して皮肉たっぷりだ。

・あまりにも強引

しかし冒頭でもお伝えした通り、標的の「iPhone 6」は2014年9月に発売されたモデル。技術の進化が著しいこの時代に、3年以上前のスマホを引き合いに出すのはあまりにも強引な気がしてならない。ネットの声を探ってみると……

・ネットの声

「新しいの買うならiPhoneでイイじゃん」
「底意地の悪い感じ」
「ネガティヴキャンペーン嫌いだわ」
「意味不明すぎる」
「発火するよりはマシだと思います 」
「iPhoneは遅くなるが、Samsungは爆発する」
「いくら何でも強引すぎ」
「親子の髪型がwww」
「なぜ2014に発売されたiPhoneと最新のGalaxy S9を比較するのか?」
「1カ月前に発売されたフラグシップモデルと約4年前に発売されたiPhoneと比較するなんて痛々しい」

このように、Samsungへの否定的な意見が多くみられた。以前のCMでもAppleへの皮肉たっぷりだったSamsung。今回は設定が強引すぎてイメージダウンとなってしまったかも? さて、次回のCMがどんなストーリーになるのか、要注目だ

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

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