集英社は本日2018年4月23日、作者が書類送検されたことで休載となっていた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の連載再開を発表した。続きを読むことを諦めていたファンも多かっただけに、このニュースはすぐさま拡散。大きな話題となっている。

ところが、Twitter のトレンドにも上がっている「連載再開」というワードを見て、勘違いをする人が続出しているようなのだ。彼らは一体、何と勘違いしているのか?

・『るろ剣』連載再開へ

昨年、ジャンプスクエアで連載がスタートした『るろうに剣心・北海道編』。18年ぶりの続編ということもありファンは歓喜したが、間もなくして作者の和月伸宏さんが児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で書類送検され、連載も休止となってしまう。

事件が事件だけに「もう続編が日の目を見ることはないのでは?」という声も聞かれたが、本日4月23日、集英社が連載再開を正式に発表したのだ。一ファンとして非常に嬉しく思うし、再開が決まったからには、今度こそしっかりと作品を完結させてもらいたい。

・勘違いする人が続出

このニュースにより、Twitter では「連載再開」がトレンド入りするなど、ネットでも大きな話題になっている。だがしかし。「連載再開」というワードを見た多くの人の頭には、どうやら『るろ剣』ではなく別の作品が浮かんでしまったようなのだ。


もうお分かりだろう。連載の再開・休載がことごとくトップニュースになる作品なんて “アレ” 以外思いつかない! そう、冨樫義博先生による人気漫画『HUNTER x HUNTER』であるッ!!


・冨〇仕事しろ

連載再開と休載を繰り返しすぎたせいで、このワードを見ただけで『HUNTER x HUNTER』を思い浮かべてしまうという「パブロフの犬」と化した読者たちを、一体誰が責められようか? それではここで、まんまと勘違いしてしまった哀れなファンの声をお聞きください。

「ハンターハンターかと思ったらるろ剣だった」
「おすすめトレンドの『連載再開』を見た3割くらいの人は HUNTER x HUNTER だと思ったと予想」
「冨樫さんより和月さんのが連載再開が早いのどうなってんねんほんま」
「連載再開の文字見てみんなハンターだと思ってるの面白いな」
「連載再開と聞くと最早 HUNTER x HUNTER しか浮かばない」
「富樫の事かと思った」
「冨樫より連載再開早いってどういうことよ」
「冨樫先生頼みます」
「冨樫仕事しろ」

待て待て、おまえら『HUNTER x HUNTER』好きすぎだろ。また、同じく休載中のジャンプ漫画『ワールドトリガー』を求める声も非常に多かったことを併せてお伝えしておきたい。それにしても、みんなジャンプが好きだよなぁ。

・再開は6月

話が大きく逸れてしまったが、『るろうに剣心・北海道編』は6月4日発売のジャンプスクエア7月号から連載再開だ。前回は左之助が背中だけ登場したところで終わったため、個人的に今後の展開には期待しかない。『HUNTER x HUNTER』と『ワールドトリガー』の復活も待ちつつ、『るろ剣』の新たな旅立ちを応援しようじゃないか。

参照元:ジャンプスクエア
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.