FacebookやTwitterなど、すっかり我々の日常生活に浸透したSNS。なかでも、画像に特化したInstagramはファッションや旅行での経験、ライフスタイルなどを視覚的に伝えるのに適したSNSだと言える。

ただ、特性を利用できる一方で、よりヴィジュアルに訴える写真を撮るため、危険な行為に走って怪我をしてしまう人もいるようだ。ついに海外では “インスタ映え” を気にしすぎて100万円もの借金を作ってしまった女性が現れ、「これぞSNSの闇」だと話題になっているので紹介したい。

・インフルエンサーになろうと決めたが……

米ニュースサイト『boredpanda』によると、インスタ映えを気にしすぎて1万ドル(約107万円)もの借金を作ってしまったのは、米ニューヨークに住む26歳のリセッテ・カルヴェイロさんだ。

20代前半で、ユーザーのライフスタイルなどに影響を与える “インフルエンサー” になろうと決めた彼女。しかしながら、より自分の生活をクールに見せるために少し贅沢をしすぎたようである。

・度を超えて100万円の借金を抱えることに!

リセッテさんのInstagramを見ると、バケーションを楽しんでいる写真やキュートなコーディネート、お洒落なカフェやレストランでの食事など、女性ならビビビっと来そうなスタイリッシュな画像ばかり! しかし、その実態はというと……

収支のバランスが取れなくなり、1万ドルもの借金を抱えるようになっていた。確かにSNSで数多くのフォロワーを持つインフルエンサーの中には、スポンサーになった企業から商品や広告料を貰い、それで十分すぎるほどの収入を得ている人もいる。だが、それは少数。リセッテさんは、SNSの光でなく闇の部分を見たのだ。

・一生懸命働いて借金を返済!

その後、親元を離れてニューヨークに引っ越した彼女は、海外メディアのインタビューで「借金を抱えながらの自立生活は大変だった……」と語っている。幸いなことに、彼女のブログによると、インフルエンサーとしてだけでなくフリーランスで企業の広報係も務めている彼女は、一生懸命働いてなんとか借金を払い終えたそうだ。

Instagramでオシャレな生活を送っているように見せても、そのせいで借金まみれでは本末転倒である。SNSで人にどう思われるかよりも、自分が自分の生活に満足しているかどうかの方が大切な訳で、その辺を取り違えないようにしたいものだ。

参照元:Instagram @lissettecalvMARKETABLE MILLENNIALboredpanda(英語)
執筆:Nekolas