1968年の創刊以来、多くの少年たちの心を魅了してきた「週刊少年ジャンプ」。私(あひるねこ)にとって、小学生の頃から月曜といえばジャンプの発売日だった。長い年月を共に過ごし、学校では教えてくれない大事なことをジャンプから教わった気がする。

そんな私を含む、すべてのジャンプチルドレンに朗報である。なんと、創刊号を含む50年分ものジャンプが読める『ジャンプ図書館』がオープンするというのだ! ちょっと待ってくれ。書いているだけで、興奮のあまり手が震えてきたぞ。そう、オレたちの夢が、ついに実現しようとしているのである……!

・50周年おめでとう

週刊少年ジャンプは今年で創刊50周年を迎えるそうだ。それを記念して、ジャンプの歴史を振り返る『週刊少年ジャンプ展』という展覧会が開催されていることはご存じの人も多いと思う。今回オープンする『ジャンプ図書館』も、創刊50周年企画の一つなのだ。

・ワクワクが止まらない

2018年3月15日から26日まで、六本木ヒルズ「ヒルズ カフェ/スペース」にて期間限定でオープンする『ジャンプ図書館』では、展示してあるすべてのジャンプを読むことができるとのこと。創刊号から2018年14号まで、その数2406冊! 一部抜けている号はあるものの、50年分のジャンプがほぼ揃っているのである。考えただけで胸が熱くなってこないだろうか。

・まさかの無料

この図書館にはスゴイところがもう一つあって、入場料がなんと無料なのである! 普通こういった企画はそれなりにお金がかかるものだが、さすが図書館と名乗るだけある。期間中はジャンプロゴのラテアートを施したカフェラテなど、コラボドリンクも販売されるらしいぞ。

・本誌で読む意味

ジャンプの作品自体はコミックスでも読めるが、ジャンプ本誌とコミックスはまるで別物。ジャンプにはその時代の空気感のようなものが詰まっているのである。ドラゴンボール、スラムダンク、幽遊白書……。それらが同時に連載されていた頃の熱さを追体験したい! という若い読者も多いのではないか。

・思い出の宝庫

他にもワンピースやナルト、デスノートの記念すべき第1話や、ハンターハンター伝説の下書き回。ブリーチなど特別にオールカラーで作品が掲載された号は貴重だ。こんな具合に、ジャンプで見たいシーンは読者の数だけあると思う。手に取った瞬間、きっと当時のことを思い出して、懐かしい気分になるんだろうな。

50年の歴史を誇るジャンプだから、もしかすると期間中は非常に混雑するかもしれない。しかし、ファンならば訪れないと後悔すること必至だ。期間限定だからなおさらである。さあ、あの頃少年だったすべての読者たちよ、来月は『ジャンプ図書館』に集うべし!

参照元:ジャンプ図書館 ※2/26(月)11時OPEN
執筆:あひるねこ