ライバル同士が手を組む。まさに少年漫画の王道だが、それがついに現実となる時がやって来た。本日2019年4月8日、「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」による初の共同プロジェクト『少年ジャンマガ学園』が発表されたのだ!

念のため言っておく。これはエイプリルフールのネタではない。両誌の連載漫画約150タイトルが、なんと無料で読めてしまうサイトがついに誕生するのである。期間限定とはいえ、ジャンプとマガジンの共闘なんて胸熱すぎるだろ……!

・本日公開

若い世代にもっとマンガを読んでほしいという想いから生まれた『少年ジャンマガ学園』は、本日4月8日から6月10日までの期間限定で公開される。さっそくアクセスしてみたところ……ん? 学生限定だと?

・まさかの年齢制限

そう、なんとこの『少年ジャンマガ学園』は、22歳以下を対象にしたサイトだったのだ。ほ、ほんげェェェェェェエエエ! 現在33歳の私(あひるねこ)。校門に一歩入っただけで即通報ものではないか。いきなり詰んだぞコレ。

と思いきや、年齢についてはあくまで自己申告のため、苦も無く普通に入学できてしまった。細けぇこたぁいいんだよ! 少年漫画なんだから!! ちなみに私は2004年生まれということになっている。中学生かよ。罪悪感がハンパではないが、これも仕事の一環なのだ。

・両誌の人気作品がズラリ

「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」「週刊少年マガジン」「別冊少年マガジン」「マガジンポケット」の計5媒体で連載されている約150タイトル(2019年4月8日時点)を、無料で読むことができる『少年ジャンマガ学園』。

サイト上では『ハイキュー!!』と『七つの大罪』が並んで表示されており いきなり新鮮だ。ジャンプは過去にもこういった無料サイトをオープンしてきたが、マガジンの作品が加わるとさすがに無敵感が漂う。『ワンピース』『進撃の巨人』の並びなどは実に壮観である。

・未来のために

かつて栄華を誇りながらも、現在は部数の低迷に苦しむ両誌。この画期的な試みがジャンプとマガジン、そして不況が続く出版業界に何らかのプラス効果をもたらすのか? 今後に動向に注目したい。最後に、漫画好きとして一言。できれば次回はサンデー君も仲間に入れてあげてください。

参照元:少年ジャンマガ学園
執筆:あひるねこ
Screenshot:少年ジャンマガ学園(iOS)©少年ジャンマガ学園製作委員会

▼サイト開設にあたり、両誌が寄せたメッセージ。