よく「美しさの基準は国や文化によって違う」と言うが、ときに “壁” をもろともしない美貌の持ち主が現れるものだ。そんな美女をズラっと集めたランキングをご紹介したい。

それは英国ファッション系メディア『I-MAGAZINE』が発表の「アジアで最も美しい顏ランキング」。厳しいプロの目がアジアの美女をリストアップしているのだ。果たして日本の美女は選ばれたのだろうか?

・アジアで最も美しい顏

何でもこのランキングには、30カ国以上から350人以上のプロカメラマン、デザイナー、メーキャップアーティスト、スタイリスト、編集者らが集結! 1万点以上の画像と映像から美しいアジアの顏を選出したという。それでは、気になる結果を見てみよう!

1位:ディルラバ・ディルムラット(中国)
2位:ニニ / 倪妮(中国)
3位:パク・シネ(韓国)
4位:ペ・スジ(韓国)
5位:ソン・ジヒョ(韓国)

こ、これは! 中国人と韓国人しかいねえええええ! さらに6位以下を見てみると……

6位:バイ・バイホー / 白百何(中国)
7位:ティファニー・シュー / 許瑋甯(台湾)
8位:ハン・ヒョジュ(韓国)
9位:クリスタル(韓国)
10位:ティファニー・タン / 唐嫣(中国)

とのこと。7位に台湾から女優でモデルのティファニー・シューが選出されているのをのぞけば、オール中韓!! すごいな、これが世界の目なのか……。

・忖度された!? しかし1位の女性を見てみると……

結果だけ見ていると、「何かが忖度された?」と思う人もいるかもしれない。だがしかし!! 1位の女性の画像を見てみると……あら、まぁ! なんと美しい!! 

「アジアでNO.1の美しい顏」に選ばれたディルラバ・ディルムラットさん(25)。中国の漢字表記だと「迪丽热巴·迪力木拉提」だ。中国人なのに「李○○」とか「王○○」じゃないの? 名前が見慣れない表記なのは、彼女が少数民族のウイグル族出身だからである。ウイグル語の発音に漢字があてられているのだ。

さて、現在女優として活躍中のディルラバさん。深く吸い込まれそうな瞳が印象的で、アジアのたおやかさ、そして中東のエキゾチックさを持ち合わせていると言えるだろう。まさに “チート級美女”。これは異論を唱えることはできませんなぁ!

・日本人で最高は22位のTAOさん

今回、アジアというエリア限定にもかかわらず日本人がトップ10入りを逃したのは、日本でウケのいい「可愛い」と世界でウケる「美しい」の基準が異なるためかもしれない。上位の美女を見てみると、セクシーであったりクールであったりと大人っぽい印象が強い。

ちなみにトップ55まで広げると、日本からは22位に映画『ウルヴァリン: SAMURAI』でヒロインを演じたTAOさん、48位に水原希子さん、52位に川口春奈さん、そして53位に石原さとみさんがランクインしているぞ。

なおI-MAGAZINEでは、アジアの美女ランキングのほか、「アジアのイケメン」「黒人美女」「黒人イケメン」「白人美女」「白人イケメン」のランキングも公開している。気になる人はそちらもチェックしてみよう!

参照元:I-MAGAZINE(英語)、Instagram @dolcegabbana
執筆:沢井メグ