
「日本人はイエスと言い過ぎる」とは昔から言われる話。あまりにもよく言われることなので、私自身「簡単にイエスと言わないようにせねば」と日頃から気をつけているつもりなのだが、「それを今まで完璧に守れているか?」と聞かれたら……極めて怪しい。
正直なところ、「今のは雰囲気に流されただけだろ!」と自分でツッコミたくなる “イエス” を何度か言ってきたように思う。そんな『不本意なイエス』の中で、自分史上最強に不本意なイエスをつい数カ月前に発してしまったので、当時の状況と合わせて紹介したい。
・ボッチは自分だけ!?
それは昨年2017年の10月頃、私がトルコのマルマリスという港町に旅行で滞在していた時のこと。夕方、港をブラブラと歩いていたら『古代のお墓を見に行くクルージング』という、なんとも魅力的なツアーを発見したのである。
その場にいたスタッフに話を聞いてみたところ、丸1日楽しめてランチもついてくるのに、値段はそんなに高くない。確か、日本円で3000円前後であったと記憶している。「こりゃあ行くしかないぜ!」という訳で、参加を即決。翌日、ツアーの集合場所である船の甲板に向かったのである。すると……
そこには大体200人くらいの参加者がいた。さらに、その200人近くはほとんどが家族連れで、残りはカップルといった感じ。後でわかったのだが、1人で参加していたのは私だけだったのだ。
そしてもう1つ後で分かったこととして、ツアー参加者の95%以上が白人であった。ただし、そこに人種差別的な空気など全く無かったことを最初に言っておきたい。実際に一組だけではあるが白人ではない家族連れがいた上に、そもそも私がバリバリの黄色人種である。
マルマリスはヨーロッパで人気のリゾート地なので、どうしても白人が多く集まっただけだろう。
・ボッチでも余裕で楽しめるツアー
さて、そんなツアーでは最初から最後までフレンドリーな空気が漂っていたこともあり、私は思う存分クルージングを満喫した。唯一のボッチ参加であるにもかかわらず、不愉快な思いどころか、気まずさを感じることなど一切ナシ。アレを除いて……。
そのアレを手っ取り早く公開したいのだが、ツアーの概要をつかめないとイマイチ分からないので、先にツアーについて簡単に説明したい。まず、その流れを矢印で表すとこんな感じだ。
・ツアーの流れ
参加者全員が船に乗ったら、マルマリスの港を出港
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東に向かってひたすら進む
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途中で停船。そのまま海に飛び込んでスイミングタ〜イム!(砂浜じゃなくて沖合です)
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ランチ
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しばらくしたら、船が河口に到着
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大型の船を降りて、ウミガメが産卵でやってくるというタートルビーチに上陸。自由時間
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タートルビーチを適当にブラブラ
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自由時間が終わると、参加者は小型の船に分乗して川(ダルヤン川)をさかのぼる
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しばらく進むと、古代のお墓(リキア式岩窟墓)が見えてくる
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そこから少し進んで泥風呂に到着
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泥風呂を楽しんだら、再び小型の船に乗って引き返す
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★事件発生(アレ)
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河口に到着すると、最初に乗った大型の船に乗り換えてマルマリスに帰る
・2つの船がポイント
ここで覚えておいて欲しいのは、ツアー中に2つの船に乗ること。海上を移動するための「大きい船」と、川をさかのぼるための「小さい船」だ。大型の船は、参加者全員を余裕で収容できて広々〜。甲板の上を自由に歩き回ることが出来る。
一方「小さい船」は30人〜40人くらいしか乗れないサイズで、席に着いたらそこから動くことが出来ない。理由はもちろん、「動き回れるようなスペースがないから」である。
そしてこの「小さい船は動き回れるスペースがない」という特性を利用して、ツアーの主催側は仕掛けてきた……としか思えない!
・引き返すときに起きた事件
それはツアーの終盤。最後の泥風呂でキャーキャー言って騒いだあと、「じゃあ引き返しましょうか」と小型の船に乗り込んだ直後のことである。ガイドさんのアナウンスで、面倒な事態に引きずりこまれたのだ。何があったのかというと……次のページへGO!
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
和才雄一郎



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