
2017年1月に第1回「レトルトカレー編」から始まったガチ検証企画『グルメライター格付けチェック』も約1年かけて、先日の「キャビア編」で最終回を迎えた。まさか50回も続くとは思っていなかったが、これも全て読者のみなさんのおかげ。本当にありがとうございます。
さて、そもそもは「グルメ記事を執筆するグルメライター達の味覚は信用できるのか?」を検証するのが企画の趣旨であったが、ついに最終順位が確定! ランキングと併せて各グルメライター達のコメントをご紹介しよう。
・ランキング発表の前に
まず、この企画に何度か登場したライター達の成績を発表したい。1度だけ参加し「正解率100%のライター」もいるが、今回は規定打席に達していないと判断し本ランキングには含まなかった。
沢井メグ(通算成績1勝0敗 / 正解率100%)
K.Masami(通算成績1勝0敗 / 正解率100%)
砂小間正貫(通算成績1勝1敗 / 正解率50%)
りょう(通算成績8勝8敗 / 正解率50%)
特にりょうは、あのまま続けていたら最下位候補の大本命であったが、何とか5割で切り抜けた格好だ。それでは以下でグルメライター格付けチェック「年間総合順位」を1位から最下位まで一気にご覧いただきたい。栄えある1位に輝いたのは……!
・第1位: P.K.サンジュン(通算成績41勝9敗 / 正解率82%)
「この企画をやってみて、いかに視覚が大切かよくわかった。目隠しすると味覚が研ぎ澄まされるかと思いきや、情報が入って来ないから普通に混乱する。それでも正解率は8割を超えたので自分を褒めてやりたい気分だ。
印象深いのは『かまぼこ編』で、たぶんもう1回やっても間違える。それくらいコンビニのかまぼこの方がウマかった。まあ、俺がこの成績を残せたのは幼い頃に良いモノを食べさせてくれた両親のおかげ。味覚を育てたいなら、幼少期こそイイ食べ物を与えるべきだと思ったね」
・第2位: K.ナガハシ(通算成績14勝4敗 / 正解率77.8%)
「この企画で痛感したのは、記憶力に加えて経験値が超重要だということ。来年は食べたことのないものをじっくり味わいながら食べて、違いのわかる男を目指すぞ!
そして最も印象に残っているのが『はちみつ編』だ。高価なハチミツを味わった瞬間、芳醇な香りが口の中にブワッと広がったことを覚えている。とにかくあの時感じた味の差には、もの凄いインパクトがあった」
・第3位: あひるねこ(通算成績23勝11敗 / 正解率67.6%)
「『柿編』の衝撃。あれを超えるものがこの先あるのだろうか。ぶっちゃけこれは誰も間違えないだろうと思っていたのに、まさかまさかの全員不正解。今年、あの正解発表の時ほど頭が混乱したことは他にない。格付けの恐ろしさの片鱗(へんりん)を味わったぜ……。
だが、最後に実施された『キャビア編』での見事な勝利は、私(あひるねこ)の順位を上位へと引き上げ、これ以上ないくらい完璧な形で格付けを終えることができた。言い訳を書いている者もいるが、最後にこれだけ言いたい。結果がすべてである」
・第4位: 中澤星児(通算成績32勝16敗 / 正解率66.7%)
「値段の高い本格商品とコンビニの対比になることが多いこの企画。回数を重ねるごとに、コンビニ商品がいかにちゃんと作られているかということを痛感した。ウマイと思う方を選んでも間違うことも多く、1度負けだすと自分を信じられなくなって連敗が止まらない。まさに、自分との闘い。格付けチェックには魔物が棲んでいる。
中でも、私(中澤)の心に残っているのは『柿編』。私はこのバトルを機に調子を崩し、この後の8戦中6敗……72.5%で2位だった順位が4位まで下降した。くれぐれも言いたいのは、上位3人に負けたということではなく自分に負けたということ。
さらに、後半2カ月は3本の親知らずの抜歯と期間がモロカブりしており、満身創痍でのバトルだった。あれさえなければ、王者の名前は違ったかもしれない。」
・第5位: Yoshio(通算成績27勝14敗 / 正解率65.9%)
「やはり一番の衝撃だったのは『かまぼこ編』。正直当てる自信があった。正月は必ずと言っていいほど、父が買ってきた高級かまぼこを食べさせられていたから。やっぱ美味しいかまぼこはコリコリして美味しいね……と。一体、あの高級かまぼこはなんだったのか。
ちなみにかまぼこ編の勝者は佐藤1人で間違いないが、真の勝者は100円ローソンと言っても過言ではないだろう」
・第6位: 原田たかし(通算成績9勝5敗 / 正解率64.3%)
「一度間違えたら疑心暗鬼に陥る恐ろしい企画でした。ハズしまくるスランプもあって、 “そもそもお金払っている時点でマズいはずがない” と開き直るしかない時もありました。
印象に残っているのは『明太子編』です。もし間違えたら福岡に帰ることが許されない上に、バカ舌と認定されるようなものなので、当てることができて心底ホッとしたのを覚えています」
・第7位: GO羽鳥(通算成績32勝18敗 / 正解率64%)
「いちばんショックだったのは『塩編』だ。なにせ「おれは家でも3種類の塩を使い分けている」と豪語してからの間違いだったので、立ち直れないほどのショックを受けた。この企画のファンでもある母からも「あんた、塩まちがえたね」と言われたし……。しかし、この回を含む前半戦には納得がいってない。
というのも、みなで兼用する「アイマスク」が臭かったのだ。具体的には、猛烈な男臭。私は人よりも鼻がきくので、正確な判断ができなかったのだ。で、途中から自前のマスクにしてからというもの、一気に成績が良くなったのは御存知の通り。序盤の不正解は無効にしてほしいと切に願うばかりである」
・第8位: 和才雄一郎(通算成績30勝18敗 / 正解率62.5%)
「カルディとか紀伊国屋とかで売られている “ちょっといい調味料” を見て、心がときめいた経験はないだろうか? 「これで料理作ったら、絶対に美味しくなりそう〜」なんて思って、安い調味料との違いがよく分からないのに心がときめいたまま買っちゃったりする人も多いだろう。
まさに私がそのタイプだったのだが、グルメライター格付けチェックに参加するようになって、そんな “ときめき買い” をすることが一切なくなった。なぜなら、調味料の違いなんてマジで分からないから。……正確には、「少なくとも俺には分からない」と痛感したからから。
なので今では、食料雑貨店の調味料コーナーを完全にスルーしている。全然ときめかない。そういう意味で、調味料系は全般的に印象に残っているかなぁ」
・第9位: 田代大一朗(通算成績11勝8敗 / 正解率57.9%)
「高級な食べ物を食べてきた経験はそんなにないので、味の完成度が高いと思う方を答えとして選んできました。そしてその結果はボロボロ(笑)。しかしそのおかげで “食べ物の美味しさは値段に関係がない” ということを学ぶことができました。
印象に強く残っているのは『柿編』。値段が安い柿の方が抜群に美味しく、自分のみならず、他のライターもみんな間違えていました。そのときに、値段で食べ物の美味しさを判断してはいけないと強く確信しました」
・最下位: 佐藤英典(通算成績27勝21敗 / 正解率56.3%)
「もっとも印象に残っているのは『かまぼこ編』だ。私の勝率はたしかに悪い。しかし、あの1回で全体の勝率だけが「味をわかっているかどうか?」にはつながらないと、誰もが理解できたはずだ。
あの時、正解したのは誰か? 私だ。ほかに正解した人物はいたか? いない。ということは、本当に味がわかっているのは誰か? という疑問に当然辿りつく。その答えはあえて言わないが、このチェックは、ただ繰り返し勝てばいいというものではないと確信した」
というわけで、1位はわたくしP.K.サンジュン! そして最下位は佐藤英典ということになった。佐藤がエクストリームな言い訳をしていることはさておいて、やはり1位は気分がイイ!! 最近はダイエット企画のためグルメ記事をあまり執筆していないが、タイミングを見てバリバリ書こうと思っているので、どうぞご期待 & ご信用ください。
ともあれ、味覚なんて人それぞれで「誰の味覚と合う」「合わない」はきっとあるハズだ。少なくともこの企画を通し、ライター達は今までより真剣に料理を味わうようになったから、グルメ記事のクオリティも確実に上がっていることだろう……たぶん。
50回の激闘を繰り広げたロケットニュース24のグルメライター達。機会があればシーズン2(超未定)でお会いしましょう。それではみなさんご機嫌よう!
Report:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
こちらもどうぞ! →「グルメライター格付けチェック」
▼全員が不正解だった『柿編』。
▼佐藤がまさかの1人勝ちをした『かまぼこ編』。
▼中澤がGO羽鳥をツメてく様子が面白い『塩編』。
▼みなさん1年間ありがとうございました!
P.K.サンジュン
















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