ゴキブリやハエなどの害虫と家の中で遭遇して嬉しい……という人は滅多にいないだろう。害虫駆除スプレーやハエ叩き、もしくはスリッパといったアイテムを使用して、撃退している人がほとんどではないかと思う。
ところが、なかには「エエぇっ!」と思ってしまうような方法で害虫を退治している人もいるようで、なんとトーチバーナーで焼き殺そうとした男性が出現! そして「クモの復讐」とばかりに、トンでもなく後悔するハメになったというのである。
・火事が発生して消防署が駆けつけると……
米ニュースサイト『Tucson.com』によると、問題の出来事が起きたのは米アリゾナ州ツーソン。ツーソン消防署が、イースト・ブラックリッジで火事が発生したとの通報を受けて現場に駆け付けると、移動式住宅が火に包まれていたのだという。
・クモをトーチバーナーで焼き殺そうとしたことが原因!?
不幸中の幸いか、移動式住宅は全焼する前に消防士により火が消し止められ、周囲に燃え移ることはなかった模様。出火原因については調査中だが、どうやら家の持ち主である匿名男性が、クモをトーチバーナーで焼き殺そうとして火事になったのではないかと見られている。
また、火事発生時に男性の母親が家の中にいたようだが、男性と隣人によって無事に外に担ぎ出されたとのこと。この火事で、重傷を負った人はいなかったそうだ。
・クモ退治の方法で手荒すぎる!
ちなみにトーチバーナーとは、カセットボンベのトップに装置を取り付けてスイッチを指で押せば、勢いよく点火して安定した炎が出て来る。筆者も使用したことがあるが、火の勢いがかなり強いのでトーチバーナーでクモを焼き殺そうとするとは、少々手荒い退治の仕方である。
なんだか「トホホ……」としか言いようがない災難である。決して読者の皆様は、害虫駆除にトーチバーナーなど使用しないように気をつけて頂きたいと思う。
参照元:Facebook @Tucson Fire Department、Tucson.com(英語)
執筆:Nekolas
▼事件のニュース報道(英語)