素敵な北欧インテリアが、手ごろな価格で買えるIKEA。日本ではオシャレスポットなイメージだが、「中国 × IKEA」となると、ちょっと印象が変わってくる。もはや名物状態の「自宅のようにくつろぎまくる中国人」だ。

一時より減ったというものの、まだまだ健在であるもよう。そんな迷惑行為に「喝」を入れようと、あるネット有名人が立ち上がったという。店内で爆睡している客を無理やり起こしたというのだが……その動画が何ともシュール! 「コントかよ!?」とツッコミたくなる状態なのだ。

・ネット有名人が迷惑行為に喝!

この動画を公開したのは、中国のネット有名人「龍哥快跑」さんだ。現地のYouTuber的存在である。動画「龙哥快跑 :在宜家蹭睡的人终于被教育了!」を見てみると、龍哥快跑さんはIKEAでの迷惑行為に「みっともないし、他の客がゆっくり商品を見られない」とお怒りのもよう。

そこで仲間と共に実際の店舗に行き、展示用のベッドやソファで眠る客を起こすことにしたという。

・爆睡する客を起こしてみた

と言っても、乱暴に叩き起こしたわけではない。彼らは、「わぁ~! このお布団ステキ~!!」とか「このマットレスいいね!」と、爆睡客が使っている商品を見るフリをして布団を引きはがし、起こして回ったのである。

なるほど! だって展示商品だもの。手に取って見ていいものよね!! さて、起こされた爆睡客はというと……

・反応がまるでコント! シュールに仕上がる

まずは驚いた様子! そして、ほぼ100%の確率で「誰だよ!」「あんたら何よ!」と叫んでいた。いやいや。お主こそ誰やねん、である。その後の反応は様々。

「何よ!? 頭オカシイの!?」と怒る人。寝なおそうとする人。さらに、「気持ちよく寝ていたのが見えなかったのか!」「なんて礼儀知らずだ!」という、謎の上から目線も発生。全くかみ合わない両者は、まるでコントだ。なぜだろう、大変シュールに仕上がっている。これ台本アリとかじゃないよね!? 

現在、IKEAは中国各都市で展開している。「爆睡禁止」をかかげた店もあるという情報もあるが、結局のところ対応は店舗ごとに異なるもよう。たしかにIKEAのベッドやソファは使い心地がいいのは認めるが、注意されて恥ずかしいという気持ちがないようなら……困ったものである。

参照元:iQiyi、Sina Weibo @新浪湖北秒拍Apple Daily(中国語)
執筆:沢井メグ
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