抗議も制裁もなんのその、バンバンミサイルを発射する北朝鮮。素人目には、国際社会からどんどん孤立して自滅の道を歩んでいるようにも見える

それについては様々な見解があると思うが、ともかく、アメリカ、北朝鮮、日本の緊張感は高まる一方だ。金正恩は一体何を考え、何を見ているのか。どう考えても意味不明だったため、薄毛者に相談したところ、驚くべき事実が明らかになった。

・ミサイルが日本上空を通過する計画を発表

時事通信によると、2017年8月9日、北朝鮮軍は4発を同時にグアム沖30~40キロの海上に撃ち込む計画案を検討しており、「8月中旬までに最終完成させる」と表明したという。なお、計画では、ミサイルは島根県、広島県、高知県の上空を通過するという。

・なぜこんなに強気なのか

ガンガン攻めてくるやん……。金正恩ってなんでこんなに強気なの? どう思う? GO羽鳥編集長。

GO羽鳥「それは毛根が強いからだ

──と言うと?

GO羽鳥「例えば、私が金正恩の例の髪型をしようとしても、髪はあんなに立たないし、ふわっともしない。良くてオールバックだろう。つまり、例の髪型をキープするためには相当の密度と髪の強さが必要なのだ

──そう、GO羽鳥はかつて「薄毛対策メルマガの広告」に勝手に使用されたこともあるほどの、言わば「薄毛のプロ」である。しかし、毛根が強いことが何の関係があるというのか?

GO羽鳥「私の経験上、毛根が強いヤツは大体気も強い。北朝鮮の強気はまず間違いなく金正恩の毛根の強さから来ている。さらに言うなら、アメリカの動きにも毛根は関係している

──え? アメリカにも!?

GO羽鳥「まず、着目したいのは、現在の状況が『北朝鮮 vs アメリカ』ではなく、『金正恩 vs トランプ』になっているという点。これは薄毛の人だけでなく、みんな薄々と気づいているはずだ。薄々とね

──そうですね。薄々気づいてました。

GO羽鳥「で、おそらく世界中のみんなが『なぜあんなに北朝鮮から挑発されているのに、なかなかトランプは動かないのか』と思っていることだろう。軍事力では圧倒的な差があるのに、なぜ……と」


──確かに薄々思ってました……!

GO羽鳥「では、ここでトランプの髪型を見てくれ」

──あっ……(察し)

GO羽鳥「そうだ。トランプが薄毛隠しであの髪型をしていることは、もう世界中だれもが知っている。ふさふさとハゲが対峙した時、ハゲはどう思う? 無意識に『負けた』と思わないか?」

──あ、ありますあります! そういう時ってありますよね!! そう、何を隠そう私もオデコの後退がヤバイ薄毛者。

GO羽鳥「しかも、相手はまるで黒電話の受話器のような、あんなに面白い髪型をキープし続けられる金正恩。その毛量ならびに剛毛は、世界トップクラスだ。

トランプ自身もこの構図は自覚しているからこそ、弱気になってしまうところもあるのだろう。だって、それが人間だもの。薄毛者だもの!」

──分かりました! トランプの辛さはもう分かりましたから……。

GO羽鳥「戦争するかしないかは、軍事力だけの話ではない。その国のトップ……すなわち “頭” と “頭” のタイマン勝負なんだよ(遠い目)」


──以上である。ミサイル発射の裏で、まさかそんな熾烈な頭脳戦……いや、頭戦が行われていたなんて。信じるか信じないかはあなたの毛根次第だ

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.