明日2017年7月25日は「土用の丑の日」である。問答無用でうなぎを食べたくなる日であるが、2チャンネルの創設者として知られるひろゆき氏の “うなぎにまつわるツイート” が波紋を呼んでいるのでご紹介したい。

・うなぎは絶滅危惧種

ここ10年近く、日本だけではなく世界的に見ても漁獲高が激減しているといううなぎ。2014年には国際自然保護連合から絶滅危惧種の指定を受けているから、その事態は深刻だ。

一般的にいう “養殖うなぎ” は、うなぎの稚魚「シラスうなぎ」を捕獲するところから始まる。だが、そのシラスうなぎも当然 絶滅危惧種の指定を受けるほど激減しているのだ。卵からうなぎを孵(かえ)す技術は一応成功しているものの、実用化にはまだ時間がかかるらしい(1匹あたり100万円するとか)。

それはさておき、ひろゆき氏のツイートは以下のようなものである。全文をご覧いただきたい。

「文化だから絶滅危惧のウナギを食べる。20年後のことは知ったことではない。

貰えるんだから年金はいっぱい欲しい。20年後のことは知ったことではない。

ウナギも日本の若者も減少して絶滅しても知ったこっちゃないってことですかね」

いかがだろうか? 

・ネットの声

「ここで焦点となるのはうなぎ云々ではなく、これまでのやり方では駄目なのに、そうしてきたからやるということ」
「わかっててもやめられない」
「ここで踏ん張って将来を変える、という考え方にはならないのでしょうかね」
「長期的な視野を持っていたい」
「目先にとらわれずみんなのためになる選択肢を選べるようでありたいね」
「うなぎがウマすぎるから悪い」

おそらく、うなぎが絶滅危惧種だとご存じの方は多いと思う。だが「売ってるし大丈夫なんでしょ?」「自分くらいはね」という感覚の人が大多数ではなかろうか? ひろゆき氏のツイートに関して、あなたはどう思っただろうか?

参照元:Twitter @hiroyuki_ni
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼こちらがひろゆき氏のツイート。