えぇっ、なんでそうなるの? 絶対にタネはあるはずなのに見破れないのが、手品すなわちマジックだ。近年、そのレベルは上昇しており、全くタネがわからないこともしばしば。見たこともないようなスゴ技を披露するマジシャンも少なくない。
そして今、ネットで注目を浴びているのが、台湾のウィル・サイさん(33歳)という男性だ。なんでも、彼の手品はどんなに注意深く観察しても見破れないらしい。さっそく、動画「Visualist Will Tsai: Close-Up Magic Act Works With Cards and Coins – America’s Got Talent 2017」でチェックしよう!
・米オーディション番組に出演
ウィル・サイさんが一躍有名になったのは、新たな才能を発掘するオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演してからのこと。動画を確認したところ、見た目は好青年でキレ味鋭い手品を披露するようにはとても見えない。……ところが!
・目にも留まらぬ手品
人は見かけによらないとは彼のことか。テーブルの上にカードとコインを乗せ、いざ手品がスタートすると、会場は一気に彼の独壇場。挨拶代わりにコインを瞬間移動させると、そこから目にも留まらぬスゴ技が連発する。
カードでコインを隠しつつ、次々と移動するシーンは何度見ても謎。そして観客の目の前でカードを消し去ったかと思えば、手をかざすだけでコインを移動させてしまう。しかも、最後は指で触れることなくコインを花びらに変化させてしまうからヤバい!
・超スロー映像もあり
彼の手品を見た審査員と観客は、ただ驚くしかなく、スタンディングオベーションで讃えた。ちなみに、興味を持ったユーザーが YouTube に超スロー映像を公開しており、そちらで見ても全くもってタネを見破れず。何ひとつ欠点がない完成された手品と言っていいだろう。
▼手品は1:30あたりから
▼超スローでも見破れない!
https://www.youtube.com/watch?v=3tiML3htyZ0