スピッツの名曲『猫になりたい』ではないけれど、誰だって猫になりたいと星に願ったことはあるはず。人間ごときが猫様になれないのは百も承知だけど、匂いくらいは近づいてみたいなあ……な〜んて思っているそこのあなた!!
今すぐ猫様の、しかも子猫様の香りになれちゃうみたいだぞ! なんとこの度、「子猫の香り」の香水が爆誕したのだ。
・子猫の香水ができたよ!
米フレグランスブランド「Demeter(ディメーター)」がリリースした子猫の香水「Kitten Fur(キトゥン・ファー)」。ジョーク商品ではなく、誕生まで15年もの歳月が費やされた本格的な香水だという。
公式サイトでは、「子猫の首の真後ろの暖かみと心地よさのエキスを香水にした」と説明されており、付ければ喉がゴロゴロ鳴ってしまうほど楽しい気持ちになるのだとか。
・欲しがる人も嫌がる人も……
たしかに子猫の匂いに包まれれば、楽しい気持ちになりそう。ネット上ではこの香水の誕生を知って、喜びや驚きの声が多数あがっている。ディメーターのFacebookでは「ビックリした」「エイプリルフールかと思ったらマジか」「買わなきゃ!」「欲しい」なんてコメントが。
その一方で猫臭くなることを心配し、「嫌だなあ」「子猫の香りだなんて、猫の唾液やケモノ臭かったりするのでは……?」と言う人もいた。
・猫は「生まれたての赤ちゃん」や「降ったばかりの雪」の匂い?
しかし、猫はいい匂いがする生き物。実際に猫を飼っている人からは、「飼い猫は、ベビーパウダーとスパイスマフィンの匂い」「降ったばかりの雪と愛の匂い」「生まれたての赤ちゃん & 焼きたてのパン & 家の匂いが混ざった感じ」なんて声も聞かれたのだった。この香水もそんな匂いがするのかしらん?
発売されたばかりだからか、2017年3月21日現在、公式サイトではまだ購入者によるレビューは書き込まれていない。さて一体どんな匂いがするのか? 日本からも購入可能なようなので、気になる人はチェックしてみてはいかがだろう。
参照元:Demeter、Teen Vogue(英語)、Facebook
執筆:小千谷サチ