最近は留学先で恋の相手と出会ったり、日本に住む外国人が増加したこともあり、国際結婚をする日本人が増えている。旦那様や奥様が ‟外国人” だなんてカッコイイ印象があるが、フタを開けてみたらそうでもないらしい。
そこで、筆者が聞いた話も交えながら、海外掲示板サイトRedditに寄せられた「国際結婚の悩みあるある」を6選を紹介してみたいと思う。
1. ベビーシッターに間違われる
筆者の妹は白人男性と結婚して海外に住んでいるのだが、誰に似たのか、妹の娘と息子は超~ルックスが整っている。特に娘の方は、将来はミランダ・カー級の美女になりそうなレベルなのだが、それ故に妹は、我が子である娘と ‟親子に見られない” というツラい経験をしている。
いつもベビーシッターに間違われ、自分が母親だと言うと、失礼な驚かれ方をして傷つくと語っていたことがある。
2. ジロジロ見られる
海外では日本よりも異人種カップルを良く見かけるが、それでも、ジロジロと好奇の目で見られることが多いのだとか。特に、男性がアジア人で女性がアフリカ系など、あまり見かけない組み合わせの夫婦は、「カップルとしてさえも見られない」とコメントしている人がいた。
3. 海外旅行が出来なくなる
「国際結婚をすると海外旅行が出来なくなる」と、よく妹がグチっている。海外へ行くとなると、両親に孫を会わせてあげたいし故郷も恋しいしで、行くのは必ず日本になるからだ。そして、日本で国際結婚をしている女友達は、海外へ行くとなると旦那の母国になるので、他の国へ旅行出来ないとボヤいている。
4. 料理を2種類作るハメに……
「三つ子の魂百まで」ではないが、小さい頃からの食習慣は、大人になってから簡単に変えられるものではない。結局、妹は自分が食べたい日本料理を用意し、旦那のためにステーキなどを焼くハメになり、食事を用意する際の仕事量が倍になるから大変だと言っている。国際結婚カップルの冷蔵庫の中身が、かなり国際的になるのは仕方がないのかもしれない。
5. 子供が自分のアイデンティティについて悩む
文化や言葉・習慣が異なる両親を持つと、子供達が、自分が何人だか分からなくなることがあるらしい。両親にバイリンガルとして育てられ、生まれながらにして両親の出身国の影響を受けていると、自分のアイデンティティに悩むことになってしまうのだ。
6. 離婚した時が大変!
子供がいる国際結婚カップルが離婚して、片方が母国に帰ることになったら、想像を絶する養育権争いが勃発する。時には、元パートナーの了承を得ずに子供を自分の母国に連れて帰り、誘拐扱いされるケースもあるのだ。
筆者の友人で、オーストラリアで現地男性と結婚していた女友達は、別居後は日本に住んでいたのだが、離婚協議のために年に3度もオーストラリアに舞い戻り、旅費がバカにならないとグチっていた。
なにかと憧れがちな国際結婚だが、自分が海外に住んでいる場合、親が病気で倒れた時などは飛んで来ることも出来ずに辛い想いをすることもある。誰と一緒になっても結婚とは大変なものだが、国際結婚は、それ以上に苦労が多いものなのかもしれない。