ハンバーガーの本場といえば、当然アメリカだ。中でも世界最先端都市・ニューヨークは、バーガー好きなら誰もが憧れる “ハンバーガーの聖地” といえるだろう。あの世界的有名店「シェイクシャック」も、ニューヨークには数店舗を構えている。
今回の「最強ハンバーガー決定戦」でご紹介するのは、ニューヨークスタイル……ではなく、本物のニューヨーカーが手掛けるバーガーショップだ。場所は東京・神楽坂。『マティーニショップ』がそのお店である。
・ニューヨーカーが手掛けるお店
マティーニバーガーを手掛けるのは、ニューヨークはマンハッタンで生まれ育ったご主人、エリオットさん。本当のニューヨークを東京に紹介すべく、お店の造りは「洗練されたモダン」、ハンバーガーは「シンプルで良質」と、強いこだわりを持ったバーガーショップである。
オープンは2010年だから、かれこれ6年以上も神楽坂の街角でお店を営んでおり、中にはサンフランシスコや南アフリカからもファンが訪れるという。これは期待できそうだ……!
・「五番街」を注文
やって来たのは休日のお昼過ぎ。ランチタイムからは若干外れた時間であったが、店内は8割ほどが埋まっていた。家族連れも多かったから、どうやら休日は地元民に愛されるお店らしい。
こちらのメニューは、「ブルックリン」「ウェストサイド」「ロングビーチ」……などなど、全てアメリカの地名にちなんで名づけられており、記者が注文した「五番街」はいわゆるチーズバーガーで、価格は1人前税込1590円だ。
・オシャレ度MAXのハンバーガー
落ち着いた店内で待つこと10分ほど。やってきたハンバーガーは、これまで見たことがないチェック柄のチーズがあしらわれている。オ、オサレすぎるだろ……! 食べるのがもったいなくなるほど美しいハンバーガーを、ドキドキしながら口に運ぶと……。
うむ、ウマい。まずはパティがしっかりウマい。ハンバーガー自体は若干小ぶりであるものの、パティはかなり分厚い。肉汁ドバドバというよりは、しっとりと焼き上げられたパティで、じんわり肉の旨味を感じることができた。
さらにはチーズの風味も強い。まさに「後引く」という表現がピッタリのチーズで、口の中に残る余韻がハンパない。もうひとつ付け加えておきたいのが、選べるサイドディッシュのピクルス。まろやかな酸味のピクルスは「これだけ買って帰りたい」と思うほど絶品であった。
お店の言う通り「シンプルで上質」という表現がピッタリだから、ハンバーガー好きならばぜひ一度は訪れて欲しいお店だ。その際サイドディッシュは、ピクルスを猛烈プッシュでオススメしたい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 マティーニバーガー
住所 東京都新宿区中里町31
時間 平日・土曜日11:00~23:00 / 日曜日昼11:00~22:00
休日 月曜日(祝日の場合は火曜日)
参考リンク:マティーニバーガー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
こちらもどうぞ → シリーズ「最強ハンバーガー決定戦」