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豆腐を食べて「クリームチーズみたい!」という人が嫌いだ。本人は褒めているつもりかもしれないが、それなら大人しくクリームチーズを食べればいい。その気は無くても、知らず知らずのうちに「クリームチーズ > 豆腐」と伝わってしまうと思うのだ。

それと同様に、ハンバーグを食べて「ステーキみたい!」というのも違和感がある。だが今回ご紹介する東京・池袋の『No.18』は、不覚ながら「ステーキみたい……!」と思ってしまった。粗挽きの概念を超えた “究極のパティ” は一食の価値アリだと断言しよう。

・粗挽きの概念を超えた

あたり前のことだが、肉を挽いたものがひき肉である。よく言われる “粗挽き” というのは、わざと荒く挽くことで肉本来の食感を楽しむ技法のこと。ただいくら “粗挽き” といってもひき肉はひき肉で、肉塊とは別物だと思っていた。そう、このハンバーガーを食べるまでは。

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記者が池袋駅から徒歩8分ほどの『No.18』に足を運んだのは、平日の11時すぎ。オープン直後だったためか、一番乗りで席に着いた。こちらのご主人は「マンチズバーガー シャック」で修業されたとのことで、オープンも2014年と比較的新しいお店である。

・圧倒的な美バーガー

注文したのは「アボカドチーズバーガー」で価格は税込1300円だ。こちらではポテトが別料金となっており150円で注文が可能。ドリンクはアイスコーヒーを注文したのだが、エスプレッソマシンから1杯ずつ入れるスタイルで、この時点でお店の強いこだわりが感じられた。

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待つこと10分ほどでやってきたアボカドチーズバーガーは、まずビジュアルの美しさがハンパではない。もし「美バーガーコンテスト」が開催されたら、入賞確実の圧倒的な造形美である。レタスを折りたたんで使用する店は多いが、ここまで整っているレタスもなかなか無いだろう。

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・凄すぎるパティ

まず一口食べてみると、カリッとローストされたバンズがいきなりウマい。その他、アボカドもチーズもハンバーガーに絶妙なアクセントを加えていたが、主役はやはりパティである。……というか、パティの印象がすごすぎて他の記憶がぶっ飛ぶほどヤバかった。

パティは粗挽きである。そして均一に挽かれていない。つまり食べる部分によって食感が異なるのだ。そしてそのランダムさが絶妙! ちょっと粗挽きくらいから、ゴロッとほぼ肉そのまま状態までが、1枚のパティで再現されているのだ。

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・旨味も食感も最高

中がうっすら赤いミディアムレアの焼き加減も最高で、肉の旨味のダイナミックさも「オーバー・ザ・ステーキ」レベルと言っていいだろう。真面目な話、今後『No.18』がミシュランで星を獲得しても記者は驚かない。それくらいの圧倒的ウマさであった。

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粗挽き肉の概念を超えた、究極のパティはハンバーガー好きならずともぜひ一度ご賞味いただきたい。なお、日によっては品切れになることもあるようなので、お店のホームページを事前に確認することをオススメするぞ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 No.18
住所 東京都豊島区東池袋2-63-15 前田ビル 1F
時間 ランチ(火木土日のみ)11:00~15:00 / ディナー18:00~23:00
休日 月曜日

参考リンク:Facebook「No.18」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼フライドポテトは別注文だ。
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▼アイスコーヒーはエスプレッソマシンから1杯ずつ入れるスタイル。
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▼この美しさ! 造形美がヤバい。
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▼マジでいつかミシュランあると思います。
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▼超ウマかった。

日本, 〒170-0013 東京都豊島区東池袋2丁目63−15