連日の日本勢メダルラッシュに沸いたリオ五輪。さらに閉会式では、安倍首相がマリオのコスプレでサプライズ登場!! 最後の最後まで盛り上げてくれ、興奮のなか2020年の東京五輪にバトンをつないだ。
その閉会式について、もうひとつ大きな衝撃が放たれていたのをご存知だろう。それは『君が代』のアレンジだ。従来の『君が代』のイメージをくつがえすアレンジに、多くの人が心を奪われているのである!
・リオ五輪閉会式で『君が代』がかつてないアレンジ
日本の国歌『君が代』は、スローテンポな曲だ。荘厳で深みがあると言われているが、一方で、国民を発奮させるような他国の国歌と比べると地味という意見もある。私は、幼稚園のときに習ったのだが、幼児には言葉の意味はわからないし、慣れ親しんでいるメロディーとは違い過ぎて覚えるのに一苦労したものだ。
だがしかし! リオ五輪閉会式で披露された『君が代』は従来のイメージを完全に覆すものだった! 予想外のアレンジが加えられ、日本国民に衝撃を与えたのである。具体的に何がどう衝撃的だったのかは、NHKが公開した動画「【NHKリオ】2020へ期待高まる!トーキョーショー」でご確認いただけるが、何という大胆なアレンジだろう。こんな『君が代』聞いたことないよ!!
・ネットの声
「最初の「君が代」が素敵で一気に引き付けられた」
「最初の君が代やばいね……凄く綺麗……」
「この君が代の神アレンジめちゃくちゃ欲しいわ」
「君が代があんなカッコよくなるとは思ってもみなかった。」
「昨日から何回も見てる」
「攻殻機動隊みたいだった」
「イノセンスみたいな君が代カッコよかった。」
「君が代が攻殻機動隊とかアキラっぽい!!!!」
・誰がアレンジしたの?
日本の伝統と近未来感を感じさせる神アレンジ。このセンセーショナルな演出に、ネット上ではいったい誰が編曲をしたのかとざわめいた。この独特なアレンジをしたのは、パリを拠点に活動している作曲家の三宅純さんであるという。おおお、そうなのか!
なお、リオ閉会式ショーの全編はYouTubeで公開されているので、もう一度見たい人、見逃した人は忘れずにチェックしておこう!
参照元:Twitter @jun_miyake、@HCFofficial、YouTube
執筆:沢井メグ
▼こちらが閉会式の様子。神がかった『君が代』は1:37~だ
https://www.youtube.com/watch?v=sk6uU8gb8PA
リオ五輪閉会式の「君が代」のアレンジに大変沢山の方から反響を頂きました。
ありがとうございました。支持して頂いた皆さんのキャパシティに感謝いたします。— Jun Miyake /三宅純 (@jun_miyake) August 23, 2016
▼こちらは、三宅さんがパリで行ったライブの映像
▼多くのネットユーザーが想起した攻殻機動隊シリーズの『イノセンス』
▼『アキラ』という意見も。ちなみに『アキラ』は2020年東京五輪を予言していたという件でも話題になった
https://www.youtube.com/watch?v=zIgFpdix8PI
【世界音楽の祭典】オリンピックの閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニー。君が代のアレンジは三宅純音楽監督とのこと。映像制作は演出を担当する児玉裕一さん。お二人の素晴らしい作品は、11月浜松で見られます!!! https://t.co/D7FyDij9En
— 浜松市文化振興財団 (@HCFofficial) August 22, 2016