様々な感動が生まれたリオ五輪が閉幕した。日本は金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個という史上最多41個のメダルを獲得し、2020年の東京大会へ弾みをつけたと言ってもいいだろう。

そんな中、今大会の男子マラソンに初出場したカンボジア代表・猫ひろし選手が、ゴール直後の様子を自身のTwitter(ツイッター)に投稿。なんと客席から「カンボジアコール」が巻き起こり、サインまで求められる人気ぶりを伝えている。

・リオでブレイク

画像は男子マラソン終了後の2016年8月21日に投稿されたもの。本名である「TAKIZAKI」のゼッケンで登場した猫選手は、有力選手を含む15名が棄権する中、155人中139位でゴール。完走選手としてはブービー賞だったが、客席から起こるカンボジアコールに、「にゃー!」とお決まりのギャグで応えた。

その直後、猫選手のもとには写真やサインを求める人々が殺到。まさかの人気ぶりに彼自身も驚いたらしく、Twitterでこう呟いている。

「ゴール後、客席から『カンボジアコール』がきたので、これでもかって位盛り上げたら、終わった後まさかの大人気でサイン会。ブラジルで売れた!」

残念ながらメダルには及ばなかったものの、初出場で悪天候のなか走り続けた猫選手には、きっと世界中の人々が心を掴まれたことだろう。Twitterには、快く記念撮影に応じる笑顔の写真が掲載されていることも記述しておこう。

・ネットの声

なお、この投稿を見たユーザーからは「猫さん、素晴らしい!」と彼の健闘を称えつつ、「まさかの大ブレイク!」「世界のスターですにゃー!」など、リオでの人気を喜ぶコメントが寄せられている。

日本のみならず、世界中の人々から称賛を受けた猫ひろし選手。その思いを胸に、4年後の東京五輪も目指してほしい。

参照元:Twitter @cathiroshi
執筆:りょう

▼サインを求められて喜びのツイート

▼写真撮影にも笑顔

▼感動のゴール