パラシュートを着けて、数千メートル上空から飛び降りるスカイダイビング。落下速度が時速180キロ以上にもなるスリル満点のスポーツである。そんなスカイダイビングにおいてつい先日、世界初の快挙が成し遂げられた!

なんと、ある男性が高度7600メートルからパラシュート無しで飛び降り、地上に設置されたネットの上への着地を成功させたというのだ。この規模の高さからパラシュート無しでネットに着地したのは世界史上初とのこと。

・偉業を成し遂げたのは42歳のプロスカイダイバー

その快挙を成し遂げたのは、42歳の米国人男性「ルーク・アイキンス(Luke Aikins)」さんである。この日のために1年半を費やしてきたというこのアイキンスさんは、映画のスタントマンやスカイダイビングスクールの運営などを行うプロのスカイダイバーなのだそう。

・7600メートル上空からネットの上に着地

冒頭でお伝えした通り、米カリフォルニアで行われたそのチャレンジの内容は、高度7600メートル(2万5000フィート)まで上昇した小型飛行機からパラシュートを装着せずに飛び降りるというもの。

しかもクレイジーなことに、地上に設置された縦横約30メートルほどのスペースしかないネットの上に着地するというから驚きだ。もし、着地寸前に風に流されでもしたら大惨事は免れない状況である。

動画でそのチャレンジの様子を見てみると……なんと恐ろしいスピード! 特に着地寸前のシーンはスカイダイビングというより、ただ人間が落下しているようにしか見えないぞ!!

・これまで飛んだ回数は1万8000回以上

アイキンスさんがこれまでスカイダイビングで飛んだ回数は1万8000回以上、初めてスカイダイビングをしたのが12歳の頃だという。これを計算すると……な、なんと12歳から1年あたり平均600回も飛んでいることに!

まさに鳥人間ともいえる経験値を持つアイキンスさん。彼はきっとこれからも飛び続けることだろう。今後も事故の無いよう注意を払ってスカイダイビングを楽しんで欲しいものである。

参照元:YouTubeFacebook
執筆:K.ナガハシ

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