アメリカ人のソウルフード、ハンバーガー。大抵の国にはハンバーガーショップが進出しているし、おそらく世界を見渡しても「ハンバーガーが無い国」の方が少ないと思われるほど、地球レベルで愛されているグルメである。
世界各国に広がったハンバーガーは、近年日本でも急激に “本格派バーガー” として人気を博しており、その勢いはとどまるところを知らない。そんな本格グルメバーガー店をご紹介していくのが、この「最強ハンバーガー決定戦」だ。第7回となる今回は、東京は小伝馬町の『Jack37Burger(ジャックサンナナバーガー)』をお届けしたい。
・新世代系バーガーショップ
2015年にオープンと、比較的新しいお店『Jack37Burger』。ご主人は老舗バーガーショップ「ファイヤーハウス」で修業された経験の持ち主だ。ここ数年、「老舗で修業 → 独立」という流れが活発なハンバーガー業界だが、果たして新世代系グルメバーガーの実力は、どんなものなのだろうか?
記者が訪れたのは平日の12時半頃。オフィスと住宅が入り混じる街の一角に、オシャレな雰囲気の『Jack37Burger』はあった。店内は地元のサラリーマンやOLと思(おぼ)しき人たちでほぼ満席だったから、地元の人には支持を得ているのだろう。
・バリ風の「サルバンソース」
それはさておき、記者が注文したのは「バリネスアボカドチーズバーガー」、価格は1人前税込1400円だ。この「バリネス」とはインドネシアのバリ島を指しており、お店風にアレンジしたインドネシア発祥の “サルバンソース” で味付けされているとのことである。
待つこと10分弱で到着したハンバーガーは、うず高くそびえ立ち、威風堂々とした姿。アボカドは贅沢に1 / 2個も使用されており、薄くスライスしたビジュアルも美しい。なお、添え付けはフライドポテトとピクルスだ。
・食べてみた
さっそく食べてみると、牛肉100%のパテがミディアムレアに焼かれており、食感がとても肉々しい。旨味的にはガツンとパンチがある系ではなく、噛めば噛むほど味が出てくる系のパテである。さらには天然酵母を使用したというバンズがウマい。カリッとした焼き加減も絶妙だ。
だが、やはり最大の特徴はサルバンソースで、辛味と酸味が後引くウマさ。おそらくソース単品だと濃いめの味付けだろうが、肉汁と交じり合うと絶妙なウマさになる。他の店で見かけたことはないから、ハマる人はズバッとハマってしまうだろう。
『Jack37Burger』のバリネスバーガーは、新世代系のグルメバーガーらしく挑戦的な味わいであった。ご主人と奥さまが切り盛りする店の雰囲気もいいから、気になる人はぜひ足を運んでほしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 Jack37Burger (ジャックサンナナバーガー)
住所 東京都中央区日本橋小伝馬町16-16
時間 月~金ランチ11:00~15:30 / 月~金ディナー17:00~23:00 / 土祝11:30~21:00
休日 日曜日
参考リンク:Jack37Burger
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼小伝馬町駅から徒歩3分ほどのところにあるぞ。
▼バリネスアボカドチーズバーガー。もちろん「バリネス」じゃないハンバーガーもある。
▼フレンチフライとピクルス。
▼ズドン!
▼アボカドを1 / 2個も使用している。見た目もキレイ。
▼あふれ出しているのが「サルバンソース」だ。
▼お店の雰囲気もいい。