kasai5
住宅街として人気の街・中野。駅前商店街をちょっと小道に入れば、昔ながらの温かさを感じる飲食店が軒を連ねる。中華、焼き鳥、お好み焼き……なんでもござれで活気にあふれる様子は、適当に入っても名店に当たりそうな雰囲気だ。中野に来ると、散歩したくなるのは私(中澤)だけではあるまい。

そんな中野の北口商店街入り口に番人のようにたたずむのが『田舎そば かさい』である。田舎そばにこだわりが無かった私だが、この店のそばを食べてビックリした。田舎そばってこんなにウマかったのか……!

・ガチの立ち食いスタイルに血が騒ぐ

この店は、中野駅北口を出てすぐのところにある。北口改札から右向かいに見える黄色い看板は、ここを通る人なら印象に残っている人も多いことだろう。カウンター7席ほどの完膚なきまでの立ちそばスタイルに騒ぐ血を抑えつつのれんをくぐる。たのもー!
kasai3

・自信の漂う少数精鋭なメニュー

メニューは「たぬき(350円)」「きつね(370円)」「かき揚げそば(390円)」など、全10種類からなり、変わったそばは1つもない。しかし、その絞られたメニューは裏を返せば、そばに対する自信の表れである。メニューににじみ出るこだわり。心なしか店長から頑固オヤジ的な雰囲気が感じられる。私は「イカ天そば(430円)」を注文。
kasai4

・ギラリと光る店長の目

一瞬でカウンターに置かれた丼に目を奪われた。太い田舎そば、濃い色のつゆ……なにより丼からはみ出すほど特大なイカ天! この存在感が半端ない!! スゲェェェエエエ! 店長の目がギラリと光ったような気がした。
kasai5

・必殺のイカ天

たまらずイカ天を食べた。それはもうムシャムシャ食べた。柔らかい! イカの柔らかさはもちろん、つゆを吸いながらも崩れない絶妙な衣の食感がサイコーだ!! そして、濃厚なつゆが麺へと箸を引っ張る。オイオイ、そんなに急かすなって。
kasai6

・最強の田舎そば

麺を食べてみると、モチモチした食感とともにそばの香りが広がる。そして、噛めば噛むほど濃厚になっていく。これが……田舎そば! 今まで食べてきた田舎そばの中で一番ウマいかもしれない。イカ天 → つゆ → そばの存在感ある三重奏に箸が止まらねェェェエエエ!!
kasai7
気がついたら丼は空っぽになっていた。しかし、この満足感。ボリュームも魅力の一つである。なお、薬味に「おろししょうが」が用意されており、つゆとの相性は抜群だが、入れすぎると店長に怒られるらしい。やはり、こだわりも一級品のようである。

・今回紹介した店舗の情報

店名 田舎そば かさい
住所 東京都中野区中野5−63−3
営業時間 7:00〜22:00(14:00~15:00は中休み)
定休日 日曜

Report:立ちそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.
こちらもどうぞ → シリーズ「立ちそば放浪記

▼北口改札から……
kasai
▼見えている
kasai2
▼中野北口商店街の番人
kasai3
▼まず圧倒的なイカ天に目を奪われる
kasai5
▼つゆを吸って激ウマ!
kasai6
▼次に、噛めば噛むほど濃厚なそばの香りがする麺にヤられる
kasai7