現在、シーズン真っ只中で毎日のように行われているプロ野球。何気なく見ていると忘れてしまうが、選手たちは常に危険と隣り合わせだ。プロは時速150キロを超えるスピードで勝負するので、一歩間違えたら大怪我を負うケースも少なくない。
中でも危険なプレーとして知られているのが、打球が投手を急襲する「ピッチャー返し」。起きようものならショッキングなシーンになることもしばしばだが、海外の試合で見られた「ピッチャー返し」が奇跡のようだったのでお伝えしたい。
・打球が投手を急襲
そのピッチャー返しは、動画「Pitcher saves face from hit.」で確認できる。左投手が速球を投げ込むと、次の瞬間には鋭い打球が投手の顔面を急襲する。投手はその場に倒れこみ、大怪我を心配せずにはいられない光景だ。しかし……だがしかし!
・反射的に顔を守ったらアウト
よく見たところ、コンマ数秒の間で状況は変化していた。投手が反射的に手を出すと、打球はグラブにスッポリ! 顔面に当たったと思いきやまさかのアウト判定で、相手打者が天を仰ぐほどの超ファインプレーだったのだ。
・九死に一生
とはいえ、動画をご覧いただけたらわかるだろうが、このプレーはまさに九死に一生。もし少しでも反応が遅ければ……と想像したらゾッとする光景だけに奇跡と言っていいだろう。