プリントシール機は、ゲームセンターでいまだに高い人気を誇る。これだけスマホが普及して、誰でも簡単にキレイな画像を撮影できるというのに、どうもプリントシール機は別モノのようだ。そんななか、昨年からまた新しい筐体が登場していたことがわかった。
それは手軽にネイルシールを作ることができる「ネイルプリ」というものだ。写真をとり込んでネイルシールにできるようなので、いろいろ遊んでみた。でも、オッサンにはちょっと難易度が高かった……。
・スマホでデザイン
ネイルプリは、専用のスマホ用アプリでデザインして、それをゲームセンターの筐体でプリントアウトする。デザインはネイル1枚ずつ行い、それらをまとめてシートにしてプリントアウトすることになる。もちろん同じデザインを1枚のシートで使いまわしても問題ない。
・カットすることを前提に
デザインするに当たって注意しないといけないのは、デザインサイズよりも爪の方が短いことだ。デザインサイズ一杯に写真や柄を配置しても、先の方(デザインの上部)はカットしなければいけない。
そこのところが良くわかっていない私(佐藤)は、写真を大きく配置してしまっていた。
デザインの確認画面に表示される中央の点線を境にして写真や図柄を配置しないと、カットすることになるので気を付けよう。
・シートに並べる
一通りネイルのデザインができたら、シートに並べていくことになる。プリントアウトするためには、シートの10個枠を埋めないといけない。もちろん、全部を同じデザインで統一しても問題ない。
ちなみに実際にシールを装着したイメージを確認することもできる。ただしこれは、爪が異常に長い人か、付け爪に貼った場合のものらしいので、この通りになると思わない方が良いだろう。少なくとも、私の爪はこんなに長くない……。
・1枚400円、焼き増しは300円
さて、デザインの準備ができたら、ゲーセンへGO! だ。筐体の設置店舗はアプリで確認できるのでちょっと便利。私は新宿の店舗に行き、プリントアウトにトライした。まず、筐体の画面でアプリからデザインをプリントアウトするモードを選択する。
次にアプリで、トップ画面の「つくったシートをプリントする」をタップして、プリントしたシートを選び、筐体のコネクタにスマホを接続。これで読み込みを待ち、お金を入れてさらにプリントされるのを待つ。ちなみに価格は1枚400円、焼き増しは1枚300円となっている。
・貼るのが難しい……
通常のプリントシールならこれで終わりなのだが、ネイルプリはココからが本番。コレを爪、もしくは付け爪に貼らないといけない。オッサンの私にはそれが難しかった……。
接着面が大きい親指はやり易かったんだけど、爪の “ソリ” が大きい人差し指や薬指は、しっかりと貼ることができなかった。
左手に貼るのはまだよかったんだけど、右手は左手で貼らないといけないから、さらに難易度アップ! これは人に貼ってもらった方が良いかも。女性の方が慣れているかもしれないので、男性は女性に手伝ってもらおう。
キレイに貼れると、しっかりと爪につくので、割と長持ちするかも。
これがプリントシールほどブレイクするかというと、ちょっと微妙かも。でも遊びで作るのは面白いので、一度試してみては?
参考リンク:ネイルプリ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼デザインを考えるのは楽しいんだけど、貼るときのことを考えないと後で困る
▼爪がそこまで長くない人は、下半分で図柄を収めた方が良いかも。もしくは付け爪を使おう