2016年5月18日発売のアルバム『BASIN TECHNO』でメジャーデビューを果たすアーティスト、岡崎体育さん。4月19日に公開された動画『MUSIC VIDEO』が話題となり、にわかに注目を集めている。
この曲は、ミュージックビデオにありがちなことを詰め込んだユニークな作品で、ネット上では「おもしろい!」との声が続々と挙がっている。そんな彼が、過去にYouTubeに公開したドキュメントを見ると、岡崎体育として生きて行く固い決意をうかがうことができる。かなりアツいパーソナリティを垣間見ることができるのだ。
・2012年より活動開始
「岡崎体育」とは、彼のソロプロジェクトの名前であり、本名は岡亮聡(おかあきとし)さんというそうだ。2012年に活動を開始して、2016年までに自主制作のアルバムを6枚リリース(5枚目「FICTIONAL ZODIAC」は廃盤)している。
・自らドキュメントを撮影
そんな彼のYouTubeチャンネルには、2012年からの活動の一部が収められている。ライブ映像はもちろん、初期のミュージックビデオなど、地道な音楽活動を確認できるのだ。なかでも、2013年12月に公開された「岡崎体育ドキュメンタリー作品 “盆地テクノと生きる”」は部屋での楽曲制作や学園祭に出演した時の様子などを紹介している。
・岡崎体育として
ドキュメントのなかで、彼は「死ぬまで活動するつもりですし、自分との約束ですからね。岡崎体育として生きて行く」(動画より引用)と語っている。アツい人柄を思わせる発言なのだが、はたしてこれは高度なボケなのか? いやいや、映像からかなり切実な雰囲気が伝わってくる。これはやっぱりマジだと思うんだけど……。
・6月25日
ちなみに2014年6月26日の彼のブログには、その前日に大きな決断をしていることがつづられている。そこには次のようにある。
「読んでる僕へ。2014年6月25日に起こった3つのことを忘れたようではお前はもう駄目だ」(岡崎体育 脂汗日記より引用)
う~ん……、やっぱりアツい人なんじゃないだろうか。ユニークなパフォーマンスをしているけど、本当はすごくマジメでアツい人柄のように思う。一体彼は、どんな約束を自分としたのだろうか? とても気になる。ちなみに過去のミュージックビデオを見てみると、そこはかとなく漂うセンスに胸を打たれる。コレは気のせいか? いや、気のせいではないだろう。
これはやっぱり2016年ブレイクする予感だ。今後の彼の活躍に注目したい。
▼2013年公開、岡崎体育さんが自ら撮ったドキュメント。ちなみに監督は、「架空の友達、石毛俊輔」となっている……
▼廃盤となった5枚目のアルバム『FICTIONAL ZODIAC』の楽曲、『スペツナズ』
▼同じく5枚目の『鴨川等間隔』
▼3つの言葉を募ってその場で曲を作る、即興ソングの演奏。会場大爆笑!
▼ちなみにメジャーデビューが決まった現在も、バイトをしているようだ
バイトいってきます
濱川チーフに新しいMV見てもらお
休憩のときコーヒーおごってもらお— 岡崎体育@Zeppツアーチケット発売中 (@okazaki_taiiku) April 21, 2016