手軽で美味しく、安い「コンビーフ」。大人から子どもまで大人気のコンビーフ。牛のイラストが描かれた缶詰のイメージが強いが、実は簡単に手作りできるのだ! しかも正直なところ、自分で作った方がウマい……!! もちろん手間と費用を思えば缶詰の方がイイのだが、一度は作ってみて損はないことを保証する。さっそくレシピを紹介するぞ!
・ウマすぎ注意報なコンビーフレシピ
コンビーフってそもそも何ぞや、と思う人もいるだろう。かくいう記者もそうだ。実はコンビーフを食べたことがなかったのだ。どうやら “肉の塩漬け” を意味するようで、もとは保存食なのだとか。言われてみればなるほど、そんな気がする。用意するものは牛肉と塩と砂糖、水。そして香りの強い野菜だ。
好みで唐辛子やクローブなどのスパイスを加えると、より一層味に深み出る。牛肉を使っているので、決して激安レシピという訳ではない。正直なところ、手作りするより買った方が安い。しかしながら、手作りする価値があることを保証しよう! きっと一度作ると缶詰に戻れなくなるぞ!! 気になるレシピは以下の通りだ。
【材料】
・牛もも肉のかたまり:500グラム
・たまねぎ:適量
・にんじん:適量
・セロリ:適量
・パセリ:適量
・そのほかお好みの野菜やスパイス
・砂糖:10グラム
・塩:50グラム
・醤油:10cc(なくてもよし)
・水:180cc
【作り方】
1: 肉をつけ込むたれを作る。砂糖、塩、醤油、水を混ぜ合わせる。好みで唐辛子などのスパイスを加える。混ぜ合わせたものは5分~10分間火にかけ、冷ます。
2: 牛もも肉を流水で洗い、清潔なキッチンペーパーで水分をふき取る。肉をポリ袋に入れ、1で準備したたれとタマネギやにんじん、セロリなど、好みの香辛料を加える。
3: 3日~7日、冷蔵庫で熟成させる。
4: 寝かしたものを取り出し、肉をボールに入れて流水にさらして1時間程度置く。
5: 塩抜きした肉の水分を切り、圧力鍋なら1時間蒸す。(普通の鍋なら約3時間蒸す。蒸し器がない場合は、たっぷりの湯で煮る)
6: 蒸し器のふたを開け、あら熱を取る。
7: 完成!
以上である! ポイントは塩抜きだ。しっかりと水につけて塩を抜かないと、しょっぱい肉の塊になってしまうのでご注意あれ。また、記者は圧力鍋を使ったので短時間でホロホロ肉を作ることができたが、圧力鍋を持っていない人もいるだろう。その場合は、たっぷりの湯で煮てもOKだ。
・サンドイッチにしてもウマい!
オススメの食べ方は、そのまま食べること。肉のうまみがギュッと凝縮されているので、そのままガッツリ食べるのが一番おいしい! ただ、少し残してしまったという場合は “サンドイッチ” にしてみてはどうだろう。マヨネーズとマスタードを少し入れ、パンにはさめばあら不思議。超絶ウマいサンドイッチのでき上がりだ!!
材料を買ってから完成するまでに時間がかかるところが難点だが、でき上がりを食べるとそんな苦労は何のその。コンビーフってこんなに美味しかったっけ? と思うハズ。自分なりのアレンジを加えられるところも手作りの魅力。肉と塩、水と好みの野菜を使って、自家製コンビーフ作り、試してみてくれよな!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼身近にある材料で作ることができる
▼好きなスパイスを加えて自分好みのたれを作って
▼記者は肉にナツメグを振りかけてみた
▼冷蔵庫でたっぷり寝かせよう
▼塩気をしっかり抜いて蒸すだけ
▼マジでウマすぎ注意報
▼市販のコンビーフ(左)と自家製コンビーフ
▼サンドイッチもオススメだ