来年2017年の実写映画化が待たれる将棋マンガ『3月のライオン』。17歳の天才棋士・桐山零(きりやまれい)が、将棋を通して成長していく姿を描く本作。勝負の切実な真剣さとコメディータッチの日常のギャップも魅力の1つである。
そんな本作の最新巻11巻において気になるレシピを見つけた。そのレシピとは「安い赤身のマグロを超簡単にトロトロのユッケにする方法」だ! この作品のファンとしては見逃せない!! というわけで、再現してみたぞ!
・川本家秘伝の味
そのレシピが紹介されているのは、桐山くんがお世話になっている川本家で手巻き寿司のパーティーをするシーン。ツナマヨ、イカ納豆、トロタク、マグロユッケという川本家人気の四天王の具の中でも、ひときわ多く作られているのが、「川本家秘伝のマグロユッケ」である。マンガの中のレシピに関するセリフは以下の通り。
みさきおばさん「ちょっとお安い赤身でもゴマ油と塩とニンニクでたたけば も ほんとトロトロのユッケみたいで美味しいのよね~」(マンガ『3月のライオン』11巻より引用)
分量などは一切書かれていないが、あとは想像で補完して作ってみよう。もし、本当にグレードアップしたら簡単に安くてウマいレシピができるし、何より、桐山くんや川本家のみんなが食べているものを味わってみたい! 私が行った手順は以下の通りだ。
【材料】
・安いマグロの赤身 123g
・ゴマ油
・にんにくチューブ
・塩
【作り方】
1. 赤身を1口サイズに切る
2. ゴマ油を小さじ2杯ほど、塩小さじ半分、ニンニク大さじ1杯をかける
3. 包丁でたたく
──以上である。途中味見をしながら、自分好みの味になるように分量を調整した。ゴマ油の香りが食欲をそそるぜ! いざ実食や!!
・酒に合いそう
食べてみると、塩とにんにくで締まったマグロに、ゴマ油が風味と食感をプラスする。口の中でトロけるようだ。これが川本家伝統の味か! 酒にめっちゃ合いそうだ。日本酒持ってこーーーーい!!
・編集部メンバーの反応
だがしかし。この作品の大ファンである私は、イメージで大幅に味をプラスに修正してしまっているかもしれない。ガチでウマいかどうかの判断をするため、編集部のメンバーにも食べてもらい、意見を求めてみることにした。結果は下記の通りである。
佐藤記者「予想以上にウマかった。星児の作ったものとは思えない」
和才記者「ちょっと苦手。ニンニク入れすぎかも?」
GO羽鳥「ウマい……え? どうしたの? 普通にウマいよ」
ライズアップシノミヤ「ウマいですね。お酒に合いそう」
4人中3人はウマいという好成績だった。最後に醤油をかけて食べてみたら、和風の風味になり、ご飯に合いそうな味になったことを追記しておきたい。こんなん酢飯と食べたらウマいに決まってるやん! 超簡単で安くてウマい川本家秘伝の味……マグロを美味しくする裏ワザとしてオススメだぞ!!
参考リンク:三月のライオン
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼調味料をかけるだけ! 3分ほどで完成
▼口の中でトロけるようだ
▼佐藤記者「予想以上にウマい」
▼和才記者「ニンニク入れすぎかも?」
▼GO羽鳥「普通にウマいんだけど、どうしたの?」
▼ライズアップシノミヤ「お酒に合いそう」
▼醤油をかけるとさらにグレードアップ!
▼酢飯に絶対合う!!