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いま最も勢いのあるSNSといえば、写真共有アプリ・インスタグラム(Instagram)である。TwitterやFacebookと比べてもその人気は遜色なく、若者を中心に絶大な支持を得ているから、もちろんみなさんもご存じだろう。

そのインスタグラムを利用した米国発のマッチングアプリ『nine』が、2016年2月にリリースされた。アメリカを中心に13万人が事前登録済みで、その中にはオバマ大統領夫妻のアカウントもあるというではないか。え……もしかしたら流行っちゃう感じ? というわけで、一体どんなアプリなのか試してみたのでご紹介しよう。

・内面マッチングとは?

nineは2016年2月1日にリリースされたばかりの、インスタグラムを使用した内面マッチングアプリだという。現在のところ英語版しかリリースされていないが、NYやLAを中心に13万人が事前登録済みというから、今後話題になる可能性は十分にある。

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んで……インスタでマッチングって? しかも内面マッチングって? 正直、ピンと来ないので実際に試してみることにした。

・とりあえずやってみた

まずはアプリをダウンロードするのだが、現在のところiOS版のみの対応となっているので注意して欲しい。アプリを立ち上げたらインスタグラムのアカウントでログインし、年齢などを設定すれば準備OK。あとは勝手に自分のプロフィール画像を作ってくれるのだ。

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このプロフィール画像、過去1年間で “いいね” が多かった写真を9枚ピックアップしコラージュされるというもの。プロフィール画像が完成したら、自分とマッチしそうなユーザーが自動的に表示される、という仕組みになっている。

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どうやら、ハッシュタグなどを解析しつつマッチングしてくれているようなのだが、なるほど、なかなかええオンナもおるやんけ……。お互いが気に入り “いいね” を押せばマッチング成立で、その後はメッセージなどを楽しみましょう、という流れのようだ。

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・「フォローする人を見つけよう」の強化版

現段階では日本での登録者数が少なく、候補に挙がってきたのはアメリカ人らしきユーザーばかりだったが、今後登録者数が増えれば、それなりにマッチングの機能を果たすかもしれない。ざっくり言えば、インスタのデフォルト機能「フォローする人を見つけよう」の強化版だと思えばいいだろう。

また「マッチングアプリ」というほど、“出会い系のニオイ” は感じなかったから、そこはある意味手が出しやすいともいえる。全ては今後の登録者数次第だが、流行に敏感な人は早めにチェックしておいてもいいかもしれない。

参考リンク:nine
Report:P.K.サンジュン
Screenshot:iPhone

▼とりあえずダウンロード。
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▼インスタのアカウントでログインし、年齢などを設定する。
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▼これが筆者のプロフィール画像。ひどいな……。
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▼プロフィール画像が出来たら、自分に合った人を探してくれる。
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▼こんな感じで出てくるぞ。お互いが “いいね” を押せばマッチング成立らしい。
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▼アメリカではオバマ夫妻も参加しているとのこと。日本でも登録者数が増えれば流行る……かもしれない。
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