今回のご相談は、「プレゼント」に関するお悩みです。いまの時期、プレゼントといったら、なんといってもクリスマスプレゼントですよね! ちなみに筆者は毎年、1年間頑張った自分へのご褒美として、ザギン(銀座)のブランドショップで自分プレゼントを買うことにしています。
・ご相談内容(騎士さん・男性)
「先日、38歳の誕生日を迎えました。付き合っているカノジョには、『ネクタイが欲しい』と伝えていたのですが、『ネクタイよりも、なんだかんでコレが一番良いと思って』とのことで、なんと現金を渡されました。
しかも、可愛い封筒とかに入れて渡してくれるならまだしも、財布から直接札を抜いて渡されました。一応受け取りましたが、腑に落ちない気持ちでモヤモヤしています」
・ネクタイ選びのセンスに自信がなかったのかも
ご相談内容を拝読し、パッと思い浮かんだのが、結婚式の引き出物です。少し前から、新郎新婦の顔写真が入ったデカい皿を持ち帰って頂くよりは、カタログで好きなものを選んで頂いた方が良いだろうという風潮になってきていますよね。
騎士さんのカノジョも、そういった合理主義の思考なのでは? 趣味に合わないネクタイを選ぶよりは、現金を渡して、自分で買ってもらった方がベターと判断したのでしょう。
・現金プレゼントを喜ぶ人も存在する!?
自分の身に置き換えて考えたのですが、筆者が騎士さんのカノジョだったら、いかにセンスに自信がなかろうとも、現金を渡すようなことはしないです。また、彼氏からの誕生日プレゼントが現金だったら、動揺するような気がします。騎士さんと筆者の価値観は一致するようですね。
ところが、真逆の価値観を持つ人も、世の中には存在するのです。周囲の友人知人に意見を求めたところ、「現金のプレゼントは嬉しい!」と答える者が、少数だけど確かに存在しました。騎士さんのカノジョは、こちら寄りの価値観なのでしょう。そう考えると、カノジョの誕生日には、同じく現金を贈るのがベスト!
・自分でネクタイを買いにGO!
「腑に落ちない気持ち」を消化させるには、贈られた現金でネクタイを購入しましょう。購入したネクタイを締めてデートに臨み、その姿をカノジョに見せてあげてください。カノジョはきっと、100万ドルの笑顔を浮かべるはず!
自分の贈った現金が活かされるのは、合理主義なカノジョにとっては、何よりの喜びでしょうから。その笑顔を見れば、モヤモヤした気分にも収まりがつくと思いますよ。
「(プレゼントは)なんでもいいよ」に対して現金ならまだしも、騎士さんがネクタイをリクエストしているにもかかわらず現金を渡してくるとは、カノジョはよほど自己主張のしっかりした女性なのでしょう。
彼氏色に染まるタイプの女性が多いなか、大いにけっこう! 財布から直接……という部分はさすがに気になりますが、結婚を意識させるべく、ご祝儀袋に入れて渡されるよりは、よっぽどマシってことで!
恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:Rocketnews24.
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