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おっす! オラ佐藤。約半年ぶりのハンバーガー批評だ。忘れてた訳じゃないんだよ、このシリーズ。気が付けばカレーばっかり食ってる自分がいた。それだけだ。さて、今回はモスバーガーの新店舗に行ってきた。

モスといえば、トマトを挟んだモスバーガーでお馴染みのファストフードチェーン。2015年11月27日に、東京・千駄ヶ谷にグルメバーガーのお店「MOS CLASSIC(モス クラシック)」がオープンしたので早速行ってみたぞ!

・行列ができてると思ったら……

お店は東京体育館の真裏に位置している。この界隈は割と閑静な界隈。国立競技場が取り壊されたので、街のど真ん中にぽっかりと穴が開いたようになっている。開店初日12時前に行ってみると、行列ができていると思ったら、全然混み合っていなかった。

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・ここだけのメニューを提供

ところが、私が入店した後に店前にわずかではあるが行列ができたのだ。よかった、混み合う前に入ることができて。さてこのお店、夜はお酒と共に、『モスチキンのエスカベッシュ』や『アンチョビバターのポテトフライ』など、他店では食べることのできないメニューを提供するらしい。バーガーメニューは昼夜同じようだ。

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・レストランではないかな~

店内はオープンキッチンになっており、ハンバーガーやベーコンなどを焼く様子を見ることができる。店内は広々としており、モスカフェに近い雰囲気。一応「ハンバーガーレストラン」ということになってるけど、レストランではないかな~……。モスはモスなので、あまり背伸びすべきではないような~……。

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・チリバーガーにトッピング

さて、問題は味だ。私が注文したのはチリバーガーのランチセット(ポテト・ドリンク付きで1200円)。これにチーズ(200円)・ベーコン(300円)・エッグ(150円)をトッピングした。どうせ食べるのなら、迫力のあるやつがいいだろうと思ったからだ。

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・ポテトが少なくないかな

しばし待つと、焼き立てパティをサンドしたアツアツのハンバーガーがプレートで出てきた。おお! これはなかなかの迫力だ。想像通り。

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でもちょっと寂しかったのはポテトの量。ちょっと少なくないかい? ポテトをケチったところで、そこまで売上に影響しないでしょ。そしたら、今の倍くらいつけてくれてもいいのになあ。

ハンバーガーの串を抜いて、テーブルに置かれたペーパーに入れて食べることになる。トッピング3品も追加しているので、ペーパーに入れるのがなかなか難しい。

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・味の祭り!

何とか包むことに成功し、思い切りかぶりつく! ベーコンの脂とタマゴの黄身が洪水のように口の中に押し寄せてくる。さらにその向こう側から、チーズとチリソース。さらに遅れてパティとトマトがなだれ込んでくるじゃないか! 口の中はお祭り状態だ。ワッショイ! ワッショイ! 神輿を担げ、お祭りじゃい!!

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・割高感は否めない

味のバランスはとても良い。トッピングを盛り過ぎたかな? と思ったが、味に偏りはない。基本的な味がしっかりしているからこそ、味の衝突は起きないのではないか。ただ、このくらいで「グルメバーガー」を名乗るのはどうだろうか? ポテトとドリンク付きとはいえ、1200円は結構な値段だ。何かもうひとつ秀でたものがないと、普通のモスに行った方がマシになってしまう。

それからグルメバーガーを名乗る他のお店と比べると、やはりファストフードの域を出ていない。それらを考慮して、今回は68点! 1度は行くけど、2度目は正直微妙なところ。悪くないけど、人を惹きつける何かが足りない……。

・今回訪問した店舗の情報

店名 MOS CLASSIC 千駄ヶ谷店
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-8-11
営業時間 10:00~23:00
定休日 不定休

Report:ハンバーガー評論家 佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

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